Utakata
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御影
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はっとした瞬間を 掴みたい。切り取りたい。描きたい。
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何度でも 聞いてるあの日のメッセージ 「もうすぐ帰るよ」 「もうすぐ帰るよ」
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思わない 生きたいなんて ただ推しのこれからずっと見守っていたい
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少しでも 食べてもらいたい 欲望と情熱 延ばして焼きました、どうぞ
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ベランダで 繁る草々見つめてる 私、大人しく生きすぎてたな
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庭先の 排水生まれの水溜 とんぼがちょんと尾を浸ける暮れ
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彼岸花 肥沃の大地 一面に 我が血の赤と我が骨の白
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ぐったりと閉じた瞼の向こうだけ灯る「error」と「game over」
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起きたこと どーでもいいけどどうだった? 私とは行かない高いホテルは
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鳥の声 眩しさ 時間 退
(
しりぞ
)
けて 眠れる限り朝なんて来ない
3
そんなこと 当たり前だと笑った日 それがいつしか出来なくなる日
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側溝のせせらぎ 耳に入れながら 微睡む 夏の終わりの夜に
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雨響く 一夜は床に耳付けて 体にごうごう台風流す
5
秋の来ぬ 時代に生きれば尚更に 口にはっきり秋色を指す
5
恐怖から 両目を覆う優しい手 口付けようか 牙を立てるか
2
余所
(
よそ
)
を向き 君が言ったおはようの行方探しつつ 奥歯を磨く
5
人一人 想い募れば 放したくなくなり 命の有限を知る
7
糾弾の 弾で手足が捥
(
も
)
がれても 饒舌に語る 舌ある限り
3
布切れに 命託して人々は 今日も押し合い戦地へ向かう
2
愛故に溢
(
こぼ
)
れてしまった血液で 醸成しよう 新しい海
5
バラバラに 転がる虫の死骸らも 輝かせるか 夏の太陽
4
夏の下
(
もと
)
響き合っては満ち溢る生の、もしくは死の匂いたち
3
乱れ飛び 火に向かい行く 酔いどれの 死んだも気付かぬ夏の虫らは
4
終わりまで 狂気含まない愛なんて そんなでいいの?人間なのに
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慈しみ 愛してあげる 惜しみなく 私の一部でいる間だけ
3
井戸の中 空は青くて あと10個 ニキビ出来たらその時死のう
7
今日もまた 重ねてしまった過ちを 撫でてくれる嘘 路上で探す
4
自転する 地球で 抱
(
いだ
)
き抱
(
いだ
)
かれて 命は次のステージへ行く
2
体まで 燃えさかりだす熱き夜
(
よ
)
に 冷たい蛇の肌など想う
2
血を
滴
(
たら
)
し 滲ませた色の空もまた 熱の病か 夏の夕暮れ
4
頼っても 願っても 朝が来るのなら 夜もやっぱり友達じゃない
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