edyeda
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短歌の超初心者です。

雨が梅を連れ来て　砂糖と酒に漬かる頃　暑さと夏が来る
11
明けぬ夜は　ないのが常の　理（ことわり）で　日差しは好きだが暑さは嫌い
17
エアコンを　上がらぬ肩で　掃除して　去年の汚れ　持ち越したまま
15
棒アイス　齧りゆく内　溶け流れ　手皿で受けて　シブシブ舐める
11
晴れ上がる　空を見上げて　地を見つめ　きらめく風に　そっとドアを閉じ
11
目に眩し　朝日纏いし　娘らは　天人童子　見紛うばかり
11
銀行に　予約がいると　つゆ知らず　時代の流れ　目を泳がせる　
14
日中に　汗煌めかせ　走りゆく　爽やかなのは　自分の中だけ
12
銀行と　郵便局を　駆け抜けて　走り込む市役所の窓口
9
驚愕の　年月過ぎる　素早さよ　ひと昔を軽く通り越し
13
夏が来る　嵐の前の　静けさに　去年の熱風を思い出す
20
酒は飲め飲め飲むならば　自力で立って歩いて終電までに
8
吹き上がるホットケーキボルケーノ中身をトースターに轟かせる
4
更新の　速度驚き　ページ追う　世に歌人（うたびと）と　歌満ち溢れ
21
気が重い　ストレス気圧太陽フレア　どれのせいにしようかなぁ
12
ぽちぽちと　緑を歩み　日に焼ける　そっと押さえる　頬暑く萌え
15
コレまずい　衣替えして　慌てるも　コレ旨いと同じ口が言う
8
買い物に　出るの面倒　なんだけど　割引券が　我を奮わす
11
ソフトはね　アプリというの　いまどきね　パソコン旧い（ふるい）から役立たず
9
君らがな　健やかによく働いて　日々を過ごせば　オカンはOKよ
12
しごとあるくせにしゃちくしゃちくってきどんなよこっちはしゃちくにもなれん
10
肌寒い　通り越してる　冷え込みに　昨日と同じ　姿で歩く
13
払えども　なお払えども　眼前に　何故かまだある　振込通知
15
これじゃない　味の振るわぬ　チキンカレー　そんな時ほど　鍋に溢れる
14
こんにちは　初めてお目に　かかります　親に言われる　老健の午後
22
やる気ねー　すべて気圧の　せいにする　うねうねごろり　ごろごろうねり
17
孫の手の　いらぬ昔の　懐かしさ　若さの驕り　肩が語りき
16