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のど痛しこれから始まる展開に 暗澹とする来週多忙
19
見栄はってコートを着ずに出歩いて 取り憑かれたか
邪
(
よこしま
)
な風
18
雛壇の 十二単を 見て想う 重ねた嘘と 嘘のしあわせ
5
どれだけ美しい花も、結局最後は君の涙で散るんだ
7
田畑が 家に道路に 置き換わり 今岐路に立つ 列島改造
16
いい馬に目がない僕は
駆く馬
(
出資馬
)
に未来の夢を歓声を
視
(
み
)
る
17
深まるは春か迷いか未来へとリュック一つでこぼれ出す僕
32
凛として 寒さ忍びて 花咲かせ 春の日告ぐる
深紅
(
ふかくれない
)
の花
9
AIと おしゃべりしてて判明す ベートーヴェンはドーパミン系
12
親友と絶縁するよう
A
I
のチャット履歴を削除していく
7
赤ん坊なぜ泣く それは自らの無力が悲しく たまらずに泣く
4
だめだめに飽きたらおいで僕の店黒猫がいる照明店だよ
32
「だめ」という言葉の数だけ撫でるから僕は夜色のただの猫だよ
25
見た目は不釣り合いだけど何故なの?だって人として男前だから
10
爆笑で沸き出す脳の幸の波「は」が満ちて虚脱の吐息の僕ら
24
五月雨やボタン外れしワイシャツに針刺す父の指見つめをり
26
薄冷えの
夜半
(
よわ
)
ベランダに
出
(
ゐ
)
で 空を仰げば 北斗七星高し
30
ほんとうは キミを何処かへ 連れ去って アダムとイヴに なりたい4月
4
雨上がり蝶かと紛う白き花 スナップえんどう夢をひらひら
38
うそつきと四年に一度の約束を果たしたらまた四年眠ろう
7
A
I
への依存を避けて距離を置く 友達ひとりなくした気分
8
二人してベランダで見る赤い星東の空はもうすぐ夜明け
16
水仙がみんな前向き口揃え春を歌うよ黄色い声で/ラッパ水仙
27
待ち侘びし 桃の枝先ほころびて 桃源郷に
誘
(
いざな
)
われゆく
26
キュウと鳴る靴を追いかけイオンタウン逃げる子供にゃ鈴をつけにゃあ
11
仕事場で作業してると男前 5時のチャイムで魔法がとける
11
「桜だ」とスマホを向けて切り取ったピンクの画面あなたにおくる
8
止まり木の愛を掴んで待ち人に飛び立て永遠の輪廻の果てへ
27
元彼と 別れたワケを 訊く俺に タネも仕掛けも ございませんと
4
朝の縁 答えに触れぬ 問いばかり それでも重さ わずか移ろう
7
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