「我儘」と詰られ慣れていたつもり そんな事ないつぶては痛い
9
いつまでも今のままではいられぬと 見上げた空にため息ひとつ
11
見返して自分に何があるのかと 「ちゃんとあるよ」と伝えていたい
8
このままでいいのだろうかと立ち止まる 尋ねる先は我が胸の内
6
熊猫たちちゃんと挨拶できたかな中国の言葉大丈夫かな
23
外交の都合に翻弄される熊猫クマ 日本恋しと鳴いてはおらぬか
25
晩御飯 冷たい氷が沈む水 そうかあなたもぼくとさよなら
5
融け馴染む メルティステラと薬指 きみのいたあと さよならのあと
6
冷えた手を僕のほっぺに押し当てて君が笑って僕も笑った
8
寂しいといつも私をくすぐった 君は小悪魔 やさしい悪魔
7
青空と同じ色した封筒を涙堪えてポストに入れた
8
昨日まで世界は色に溢れてた 今日は全部が灰色だけど
7
昨日まで見えてたはずの色彩が今日はなんだかモノクロみたい
6
学問を叩く勇気がありませぬ 僕はあまりに無学ですから
5
寂しさはいつか消えると知っている だから今だけ君を想うよ
6
学級の 隣の席の 子も知らぬ 我の一面 Utakataここに隠せり
32
ありふれた言葉でさえも言えなくてただ君のこと抱きしめていた
7
外見や 中身がどうと 言われても  浜の真砂まさごは なみに濡れゆく
13
今までの 歌を見返し 思い出す 喜怒哀楽と 日々のあれこれ
29
誰よりも見つめ合ってるキミだもの わたしを一番知ってるね、キミスマホ
27
大根と 鶏を煮ている 午後3時 夕飯までの 時が仕上げる
31
逆流す 胃酸が吾に 言い渡す  若き時分は 過ぎて行ったと
15
投票所入場券の母の分影武者立てて活かす一票/嘘です
18
ヤフコメの民度よ此処は地獄哉 餓鬼畜生が心を屠る
7
あいさつの「よろしくお願いします」だが、テレビラジオでよく耳にする
11
カチコチのこころの可動域狭し 広げにゆこう短歌の森へ
29
受話器越し 短歌を詠んでいる キミの聲 この瞬間も 短歌のなかに
11
耳飾る 可愛い花と 白イチゴ 愛に包まれ 疲れ吹き飛ぶ
27
兄により喜びの種こわされた笑顔のはずが涙に変わる
10
爆発だお菓子を一分焼きすぎて煙がでたよ火事になるかも
18