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面接本番 五体不満足 身に着けた 我見て笑う 五体満足
3
水を掛け合った訳でもないけれど 海が濡らした 我が左袖
6
郵便受け 手紙があるかドキドキする気持ちを僕等 忘れちゃった
3
貴方といる 「美しさ」を『当たり前』にする度、そっと花が散る
4
フランスの街の音も打つデ・ヴィルを貴女の右の手首へ捧ぐ
20
二時の列「クジラ」のあとの「ラーメン」で決着つきて煮干しも薫る/しりとりで並ぶ
14
入り組んだ策略無しに僕はただ愛しき月を君と見たくて
11
蕎麦すする音にオーイと呼ぶナナも食べてワーイと笑うインコや
18
新学期 友との会話 ふと香る ホワイトムスク 白いシャツ
5
かぜ薬 カバンの中に ぶちまけた ひっくり返し くしゃみをひとつ
5
明日来たる兄の寝床へ花冷えの深き夜しのぐ羽毛広げる
32
マイナスの過去を改め明日の灯へ歩み重ねよ我は借り物
24
春の夜も鈴虫たちの合唱を聞けて楽しき我の耳鳴り
20
友に雪 乗せた墓へと菓子供え 幸の幻夢へ 文太郎 逝く 「孤高の人へ」
16
春の果て 城の桜を縁どりにシャッターを押す君の指先
20
左右からライトの当たるキッチンに晒す吾の抱く影のさまざま
20
この傷の痛みもこころと 同じよに 過ぎゆく時間が癒してくれる
22
先を行く
夫
(
きみ
)
の腰に揺れる水筒 共に歩きし あの日の野辺に花
17
うっかりと 寝過ごし着いた 終点で 時刻表見て ポカリひとくち
5
水玉の間を指でなぞってく 水玉に触れたら地獄行き
6
昨晩のぶんまで見よという月か今宵十六夜煌々として
30
「週末が待ちどおしい」といふ感覚が何年ぶりかで蘇りけり
9
濃い灰の雲の下行く鷺の白まっすぐに飛ぶ羽ばたかず飛ぶ
22
この前は 更地だったと 思ったら あっという間に 家が立つ、はや
11
春吹雪 桜もろとも あの人へ およばまほしき 我が想ひ
5
キッチンのセンターライトに照らされて父の栄誉へ酒を汲む小夜
20
夢の中 ぐらい良い夢 見たいもの ピンチ連発 寝ていられない
20
僕はこの世界に生きれてしあわせでした。特に、君がいる世界に!
5
無言人ぬっと現れぬっと去る持ち去るようじゃ猿かも知れず
17
怒り棄て 人になろうと抗うも 夢出て煽る 君へのさつい
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