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反町の ロマン座で見た 二本立て 二本目エロくて 三本立て
2
一時過ぎ 栄養剤など服用し 五秒で眠る 受験期の日々
12
ひるひなか日に日にひよは鳴くほどにとりとめなきをまた懐かしむ
9
休みの日 やろう思った ことすべて できたためしが 一度もないな
11
夏冬の ソーシャルディスタンス どこへやら
二月
(
ふたつき
)
は空けよ 秋が云ふ
10
春までは親子一緒に生きてゆくランナー伸ばした苺の越冬
27
愛してるよりも上の表現をくれよいくらでも払うから
5
空気しか無い部屋の中2人きり溺れるようなキスの苦しさ
9
夕空に伸びた木の影 がしゃどくろ ゆらりゆらりと手招いている
8
外が暗い もう暗いよと騒ぐ子ら 日がない冬も楽しげな子ら
9
寒いのは 何も済ませず眠る夜 床は冷たい 脈だけがはやい
5
山の
際
(
ま
)
にいさよふ雲もないままに 私の終わりを見届ける君
3
雨音は 傘のおしゃべりぷつぷつと 持ち主に向かって 温かい歌を
8
死ぬ時は
雲
(
くも
)
りの日だけ避けておく 青空に征く 魂のために
2
出来損ない それでも自分を追い詰める 努力は美徳と 神話を信じ
4
萌えアニメ 裸足で駆け出す 少女たち おもちゃの銃で 撃ち合う八月
4
ダメ人間 至極真っ当そうだよな 鬱で苦しみ 無断欠勤
5
ジョギングの反射材たち固まって高架下にて雨止みを待つ
10
生きること 朝昼晩と ご飯を食べる 隣りに並ぶは 冷たい椅子で
13
遠くまで来てしまってから気付く これは誰かの物語だと
15
行列に 千年の時 蘇り 御所に秋風 都の雅
28
地獄から 手脚捥げよが這ってでも 俺の生き様晒してやるわ
14
永遠の距離があるから話せるのあなたの中に私いるのよ
12
目覚ましは木魚のビート壁隔てオマケでテストなんとかなるか
9
石臼をついてはこねて雲ヶ畑 黄な粉を纏う秋の望月
10
麻婆をはふはふ食んで火を噴けば竜は笑って器を回り
17
目が合った
馴染
(
なじ
)
みの猫の
挨拶
(
あいさつ
)
か
尻尾
(
しっぽ
)
を立てる
躊躇
(
ためら
)
うように
14
侍の機嫌損ねた旅の者命惜しくて綺麗な土下座
13
飼い猫が粘着系のガムテープのにおいを嗅いでエア砂かけ
20
カポエイラかテコンドーかいや待てよその体つきはセパタクロー
8
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