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雨上がり ひときわ映ゆる 花の色 清らかさとは 後に気づきぬ
16
音楽は目に映らない出目金は止まることなく浮かび続ける/折句・おめでとう
10
風を切り
過
(
よぎ
)
りぬ車 降り積もる
花弁
(
はなびら
)
を巻き上げ 花飛沫
28
吉牛の椅子に深ーく腰掛けて、夜勤明けの脚軽くさすってる。
6
読んでいる二つの本に退職の警官がいてシンクロニシティ
18
行き先を知らずに乗った列車なら記憶に絶えたあなたが廃墟に
13
あえていま桜をみるか迷うソロ さぁ出かけるか靴が微笑む
6
春の陽に気持ちよさげな野の仏桃の花びらおでこに二つ
35
新緑の朝のひかりに
透
(
す
)
く様は春をよろこぶ飛びゆく小鳥
11
降る雨に春の炎の鎮まりて集いの
桜
(
はな
)
の
閑
(
しず
)
かに立てり
17
何であれ通院てのは疲れるねぇ夕餉の支度出足遅れる
25
来た道を戻ったとこで帰れない こちらにもなく あちらにもない
7
西行の歌を
諳
(
そら
)
んじ老夫婦 桜尚舞う羨む我に
16
生命の息吹 緑をほころばす わたしはその
桜
(
はな
)
も好きです
7
一昨日より一分多く話せたし、天気も良いし、今日は良い日だ。
4
春浅しサイドガラスで風に耐え羽を震わす蜂ひとつおり
16
空青く
桜
(
はな
)
も
笑
(
え
)
みたり三日ぶりに街が目覚めたような朝
8
にぎわいの桜の並木何事もなかったような卯月の若葉
34
通院の日にテレワークは有難し ねこのおひるをやる人がいる
25
遠き日に 思いを馳せて 枯れすすき 涼風渡り 川の音ね悲し 秋の夕暮れ
4
ファンヒーター
(
ストーブ
)
が鳴いているので母さんの世話朝仕事3時間経ち
14
故もなく焦燥の闇這い寄りて歳経るごとに我食み砕かれ
10
薔薇みたい野生のキャベツ僕の色ロマンチックは遠くの畑
4
甘さ沁みる 祖母の言葉と シルベーヌ 祖父の背中に 道標得る
5
叶わぬと知りつつ祈る掌はただあたたかき血潮の流れ
8
うつむいて浮き世の泥に埋まるとき生まれたことの虚ろに問うて
8
姑の植え残したる椿の木赤と緑が春の陽はじく
25
立ち寄り湯人のまばらな薬湯に知らぬ媼と桜を語る
30
桜舞い欅は芽吹くさわさわと御宮をわたる風の依代
16
団塊の端にも春はひかり満つ 妻と
訪
(
おとな
)
うたまゆらの
桜
(
はな
)
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