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現実に どっぷり浸かり 自慢する 同じ世代の 爺の相手
3
短歌とは私にとってセルフケア 職場の苦痛忘れたい夜
20
あまとぶや 青空ゐぬいて たかはずれ 雲を狙いし 終わりつねらむ
6
みづどりの 落書がはいりし 鴨川に 三船も来たるや 人は恋しき
6
現実を 毛嫌いすれば 理想バカ 雲を貫く 梯子を上る
2
まだココア買ってないんだ いきなりの冬の寒さはちょっと勘弁
55
秋風に すすきが茂り
玉鉾
(
たまぼこ
)
の 道に行き人 影をみるかな
8
あれも嫌 これも合わぬと 言ううちに 何も手元に 残らなかった
3
これ以上危ない橋は渡れねぇわ俺はもう降りさせてもらうぜ
17
現実を 受け入れてれば もう少し 真面な人に なれたと思う
3
いはばしる 水面に移りし 我がすがた 飛沫が問うて いまふくかぞと
6
金色の 祭りに似たる実りなり 野に光満ち 風 幾筋ぞ
20
現実に 風穴開ける 方法を 探し求めて 諦めきれず
8
落ち込んで動けない俺に慰めの言葉をくれマウントも取る
12
現実を 知れば知るほど 厳しくて 何も言わない 少女のように
3
腰痛が治ってきたよ 湿布代浮いたお金で文庫を選ぶ
16
実家から 持ち帰りたる どんぐりの 実がカラコロと 秋の足音
29
柿熟れて皮を剥かずにメロン食い かぶりつく秋あふれて溶けて
18
これまでの私 が私を創ってて ありがとうまだまだ頑張ってくれ
10
職場では悪口ばかり要らないよ もっと豊かな時が欲しいよ
14
真夜中の通りを抜けていった音 車だったかそれとも風か
13
音階に色があるのと言うのなら はじめの音はよつ葉の緑
16
憂き事も手を動かせば忘れると 母の言葉に倣い編み居り
29
部屋着かも寝巻かわからぬこの服の冬物のやつ箪笥から出す
9
でかくてしょっぱい玉子焼き 黙々と作りたい夜 食べずに寝る夜
8
夏日とかちょっと前まで来てたのに予想気温を見て震えてる
9
歯の中に 私の抜けた 歯があって カラカラいって 少し寂しい。
6
長雨で電波が途切れえんえんと跳躍してるラジオ体操
15
会うたびに玄米食べろと勧めてくれてたやつがこの世を去った
22
いつもならチーズ牛丼つゆだくが 寒さのせいで 納豆そぼろ丼
9
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