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庭の木の枯れ葉が落ちる音を聞き祖父の足音かと思う盆
15
蝉時雨 手を取る孫と水遊び じーじじーじと引きも切らさず
12
精霊馬も なんにもなくてごめんねと せめてりんごをウサギに切った
37
盆入りに
長女猫
(
あのこ
)
こっちに来てくれた?お写真のある実家ではなく?(ねこたちが5時間ぐらい走り回ってた‥)
13
頓服よりナイトリカバーが強いのか ちょいとお高いだけのことはある
11
叔父叔母も来れる元気もない親に焚かれる線香吾が絶やさず
12
向こう岸 川花火の輪 揚がる夜 轟音遠く 過ぎていく夏
8
いくさ知る
父母
(
ふぼ
)
の形見なるわが身 知る天命のよすがとぞせむ
15
「こわいもん はんぶん目ぇ
瞑
(
つぶ
)
って逃げた」空襲の街
七歳
(
ななとせ
)
の母
18
地に
灼
(
や
)
かれ
骸野
(
むくろの
)
駆けし
七歳
(
ななとせ
)
は 語りすくなく逝けるわが母
21
今はただ友と舞い
給
(
ため
)
雲の峰 炎なき空 無窮の空へ
10
遥けきはラジオの声と雲の峰 窓より見やる夏の日の父
14
長年の仇敵は皆世を去りて邂逅偲ぶ盆の入りかな
17
形而下へ 形而下へ 警策を与へむ 若蛇よ
3
なんてこと 朝から嬉しい驚きだ オカエリオカエリ、と ねこ母オウム>きのぽ様お帰りなさい
🥰
11
「恋をすれば顔に出る」とは言うけれど君のその顔は違っててほしい
8
待っていた貴女の
短歌
(
うた
)
がまた戻る 今日は朝からめっちゃ幸せ/きのぽ様
10
「墨色の卵」を皮蛋 「スリッパロブスター」を草履海老 と解したが如何
5
集まった十三回忌 親戚の家族構成がらりと変わり
17
髪を切り生き方変えると言う彼女
颯爽
(
さっそう
)
として美しくある
18
バラ好きはバラに刺されず刺されてもバラ好きだから痛く感じず
9
揺さぶられ倒れし墓を撫でる人 ニュースに映る被災地の盆
42
農業は人口増やして村となし富のあらそひや戦も起こしき
5
笹舟で川の流れのままにふと
棹
(
さお
)
さすことの
要
(
かなめ
)
に気づく
15
闇を裂く線香花火の槍の花しゃがんだ子らの願いが煌めく
20
徹夜して ヤニに烟った舌の上 いちごミルクは 余りに甘い
7
ふるさとの暑き日差しに影法師追うべく走る過去思い出す
12
盆の帰省ここが故郷と知らせるは景色にあらず聞こえる方言
16
禁断のショートカットにしてみたの でっかい顔が宇宙にリンク
23
帰省の日ふるさと慕う我ゆえに買う駅弁は地元名産
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