穏やかさ、毎日続く、我が人生 昔はいろいろと、ありましたが! 
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ようやっと 早寝早起き 慣れたのに サボったせいで 徹夜してます…
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情報を君に瞬間もう手紙ではなくてラブレターしつこく
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飛び級の最高記録もう昔若かったなとまだ若いのに
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挑むのでない限界を知るまでは勝負のカギを熱い手の中 
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ぶちぶちとちぎれた心にバターを塗ってこんがり焼いた後に捨てる
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君を乗せ深夜高速向かうのは 瞬く星が降り注ぐ場所
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ドッペルゲンガーになって私を追いかける イデオロギー書き換え鬼ごっこ
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よく冷えた地表を覆う暗闇の、まばゆい星のさきにいますか
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ホームドア 置かれるまえの 僕たちは どうして落ちない ようにしたっけ
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舟を漕ぐ母が歌いし子守唄 眠れぬ夜は胸に起こして
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へるめっと わずかにとどかぬ せだいだが NSAてをだし ひそかにはじる
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大人とはどの年頃の言う目線われ水底に沈んだ歴史
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にぶいので あんびばれんとの エモなんか よみとばしてた わたしはおろか
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様々な葛藤あれば勝つことも過ぎ去る事だ負けも恥じない
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ドリップの一滴落ちるその場所が肥沃な土とシンクしている
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『掃除して くれてありがと』 言われたが 掃除したのは 一昨日おとといですが
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商品はレジを済ませりゃ放置して帰宅の途端にも一度エンジン
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にびいろの冷たい空に湧き上がる憂鬱の霧わたしを閉ざす
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傷アリの 柿が安くて まとめ買い 甘く美味しく 中身は大事
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続きたる夫の署名の代行に自分の名にも夫の名書くとは
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義にそむき赤の金剛杵ヴァジュラを世に放つ君に Viva la Vidaヴィヴァ・ラ・ヴィダ 投げ返す
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新鮮さ忘れぬ君はいつまでも輝くようで目が合えない
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いつまでも一寸先の闇色を確かめる目を欲しがっている
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アレに沸くひっかけ橋の往来でいつでもきみはゴールインした
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6本目の灯りをそっと携えてYan-gant-y-tanと夜をさまよう
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ひとつずつくすりが増えて肉体はあまりにもまだ物質のまま
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もりの奥 季節外れのホーホケキョ 百舌鳥もずの鳴き真似なかなかやるな
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かの人を育てた町が舞台ですドラマに彼女の訛りをきいて
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帰りの電車空いてる、座れて、8人中7人携帯と会話
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