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受験生 子に持つ親が選ぶのは 政策よりも当確候補
17
冬眠の熊の夢らし樹氷みな怪獣になり雪に戯る / 蔵王
30
すずしいと思う、宇宙のくらやみの喉をとおってすぎさる風よ
8
冬ざれの 羽が膨らむ寒雀 梅の枝先春を待ちをり
27
その刹那手中に何があるのだろういろんな候補が浮かんで消える
14
月下
(
げっか
)
の
凪
(
なぎ
)
水面
(
みなも
)
に星が
映
(
うつ
)
れども 下半分は 風前に
散
(
ち
)
り
14
チーママに 同伴の子と 叱られる 盛り上がってても 入店は九時
3
お飾りで夢だけ肥やし生きている風は冷たく君を試して
8
このまちで もっともいやな できごとは 欄干で吸う葉巻の匂い
4
挟まれてる栞の数だけ 感動と興奮 少しの寂しさ
7
水はもう花を枯らした価値観を擦り合わせるのは多分できない
7
泣きたくて猫を抱けば、僕だけが不純物なり。窓外は銀河
28
値上がりのコーヒー淹れて飲むなりはじっくり味わいゆっくり飲んでる
9
さっきまで 撫でを要求 してたのに 今は要らない 気ままな猫よ
9
黒板を滴る粉、涙 湧き上がる歓声 跡を遺して
6
能動的ニヒリズム戯けるのにも飽きてきている飽きているのに
7
年金をたったひと月未払いで何度も「最終」催促通知 (税金の無駄遣いは止めましょう)
14
風船が消えていく冬空 白く遠く昨日のわたしを乗せて
10
年月
(
としつき
)
を 超えて出す癖 マグカップ 戻す棚より あの日が匂う
6
希死念慮 浮かぶのは夜だからだと 言い聞かせながら ふとんにもぐる
9
帰り道マスクにメガネ赤い暈夜道にわたし止める信号
5
スパ銭で半日過ごすくらいでは癒せぬ疲れ思い知らされ
15
ふと消えボールペン何処?ドタバタと猫が何かを追っかけていた/???
19
正月に親戚で囲む円卓の 繋ぐ会話にアンカーはなし
8
終電が過ぎて深夜を埋めてゆく誰かが動かす 鉄のうなりに
12
犯人は防犯カメラに変顔をする男でしょうか?店長
6
平均を上回りたい欲がありやや恥ずかしい大人だろうな
7
影法師少し嫌いなあなたとも寒いねという共感があり
8
この街に来たことがある端末が拾うまねきねこの電波を
8
世の中は論理のようで感情で動く ほら嫌な奴が死んだ
4
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