しんしんと更け行く夜未だ眠れず 静寂の中うつつ彷徨う
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膨大な時に吹き込む息の精 膨らむ風船ひもを手放し
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こみ上げる 君への未練 はらいつつ 微笑み湛へ 別れを告げむ
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常夜灯、「こだま」と呼ぶのは稀らしく 通じた人と友になりけり /2025.02.02
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並び立つ者などいない君ひとり誰もが誇れ己が命を
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どこからか さっと現れ 動けない 車助けて 日常戻る
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飴玉を噛み砕かずに舐め切れるそれぐらいには心穏やか
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かんなぎのひとみ濡らせし神のこゑ何をか問はむ揺らぐ夜明けに (巫=巫女)
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陽気から我慢できずにビール飲む症状悪化の花粉症也
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まづ母に赦しをば乞へ諸々の仕業数ふる初七日の夜
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きずあとをなぞる指先冷たくて 沁み出すわたしとわたしでないもの
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苦しいわ 出会ってしまった あなたのせい 愛がこんなに 辛いだなんて
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春よ来い 呟くあなたが 美しい だから私は 春を盗む
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正解は どこにもないのに 丸がつく そんな世界に ペケをつける
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愛おしい 貴方のきらいが 私には この世全ての 最高傑作
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いつもなら 気にはならない暗闇が 今夜は寂し 灯り点けたままで
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久しぶり息子夫婦と食事せん箸の進まぬ夫のテンション
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「これだけは捨てられない」と父は言う ゴルフボールに宿る魂
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春が三日、半減の雪に花壇のフェンス本日登場
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一日の終わり夜空を仰ぎ見て 命の不思議オリオンに問う
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覆水の盆に還れば二打罰もありがたきかな賽の白杭
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はちみつに生姜を入れて湯を満たす気だるき朝に気合いを込めて
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東窓開ければ朝日燦々と気だるき身にも光差しくる
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咳続き眠れぬ夜は 君みたいに背中丸めてじっと朝待とう
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春が好きと言うことさえ忘れてた 蝋梅ロウバイの雨粒を払えよ
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コンビニのトラックぽつんガタゴトと苦労の距離ルールに心が軋み
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シャクシャクと水菜をサラダで食めばもう春がきたごと軽やかな口
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あったかい!春だ!嬉しく話しかけ「花粉症です」なんか気まずい
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アイメイクしてる場合じゃない季節 今年も来たり ぶ…ぶ…ぶぇっくしょいっ!
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美味しかった 楽しかったと帰りゆく次男夫婦を送りてほっと
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