側にいて よそ見しないで 我をみて 光の速さで 甘えてみるわ
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たわいない いたずらなのに 叱られて 謝らされる 子供も不憫
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あの子だけ ADHDの あの子だけ 体の異常に 気づいてくれた
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午前中 畑にいけば 暇人が 挨拶交わす 市民農園
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土曜日も 仕事があると 気が滅入る 遊びと思い 呑気にやるか
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家はダニ 外は稲刈り アレルギー 暗い階段 ほっと一息
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薄味で色も白いし 米がわり 今日の主食は豆腐でいいか
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待ち時間長すぎるよと嘆けどもそれに見合った医者せんせいの笑顔
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ゆるやかに密度を増した幽闇にどこかの一番星がうまれる
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地震こわい おいおい 君はなんで地震でしぬと思いこんでいたんだい
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玄関を開けたら君が汗だらけ週末日暮れ2人でシャワー
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晩夏なり 甲斐の遊び日の落ちて ゴルフ仲間は車中にねむ
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<意識の分析>をする いしき の ぶんせき をする イシキ・の・ブンセキ をする
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生きるためムラを作り始めたあの頃はどこへいったの 東京
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未来さえも 置き去りにしてあなたに 上陸してもいいですか
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生きるって結局なんなの 生は死の補集合でしかなくてね
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種としてはほろぶべきだが個としてはしぬのが怖い 今日も筋トレ
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洗濯をかってくれたる家人かじん朝手洗い手しぼり汗をかきつつ /排水管更新工事
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買い出しに備えて体力温存だ あさきゆめみし 私も読もうっと(笑)
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「ぶどう」より「ぶだう」と書いて見たほうが 美味そうなのは言葉の記憶
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亡くなれば悪く言うのは慎むが 罪の事実は変わらないのに
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朝餉のち うとうとする母 真ん中に タヌ猫と両側 川の字つくる
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梨半分 先に食べてと言ったらば 3分の1を切られ戸惑う(あと切りづら!(笑))
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母食べれる果物 すこし減ったから 気兼ねのいらぬ 桃や梨など>血圧の薬の関係
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想い出は美化されていくそんなもの 強く感じて受け入れていく
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ひんやりと 秋の空気が 身に染みる 食パン買いに 坂を登って
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八時半 整形外科いしゃの受付け始まるが 今日も出遅れ十七番目
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新兵で光源氏が来たならば パワハラしてやる鬼軍曹として(小さい俺)
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妻の読む「あさきゆめみし」チラ読みす 好きになれんなやっぱりエロ小僧
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風見鶏 よろしく停まる鴎達かもめたち 次は何処吹く 風の向くまま
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