ほんだな
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文字は色彩のパレット。絵を描くように歌を詠み。色字共感覚。

街路樹が落ち葉たっぷり敷きつめて二人で歩く秋は金色
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金を「きん」って読む人とわたし末長く友達でいたい
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ぱらぱらと言葉キラキラ散りばめて人がつくったAIの歌
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コンビニで買える驚き陸別のフキの土佐煮ニシン甘酢漬け
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生まれた町が嫌いでもいいよね なんてちっぽけな空
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国道に忘れ去られたプラタナス車もバイクも人も自転車も
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帰りきて未だ心は北にあり800㎞を結ぶ歌GLAY
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暗がりにゴミステーションめずらしく眺める先にセコマ光りて
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秋霖に固き地盤の悪の花根腐れ朽ちて野の草潤う
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なだらかに赤茶の木々が山覆う鳥の目で見た道央の秋
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頑張った今日も一日お疲れさんシンクごしごしクマのスポンジ
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糸電話うーんと伸ばして海を越え繋げるかしら初雪の町
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ふと消えた花の残り香風に問う澄んだ空気にきみが恋しい
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子は頭数あたまかずではないし幸せは国家ではなく私が決める
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銀色のケトルに挿した温度計 針はアンダンテで秋を告げ
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人は四季 風の旅路に浮かぶ舟 散りゆく花も波にきらめき
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紅のビロード纏う秋の使者ゴールドラメの羽に夕陽が
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寝ぼけつつ窓を開ければ金木犀 小鳥も秋を喜んでいる
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真っ白な雪が頂隠す様に洗濯の山に洗濯を積む
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目覚めれば東の窓から金の朝 はちみつ色の妖精の道
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流水できゅうり洗えば真あたらし棘の痛みに命感じる
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「まだ帰りたくない」なんて駄々こねてるみたいな雷
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今日の空プールの底の竜宮城 雲のすき間に光きらきら
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きゅうり取り百円入れたら蝉鳴いた無人販売今日の一等
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梅雨明けて正午の空に百日紅マゼンタピンクの夏がはじまる
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独り牛乳パックを洗う朝 生活とはこういうものか
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深夜二時頭の中は担々麺タンタンタンタン痺れるうまさ
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ご飯食べ洗濯干して荷物出し今日も一生懸命生きたな
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布団蹴り冷えてくるまり寝汗かき のたうちまわる寝苦しい梅雨
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台所二つ並べた皿を見て一つはそっと戸棚にしまい
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