絆とか仲間とかやら家族やら しつこいほどの「正しさ」に飽く
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木蓮はキャンパスの如き青空に真白き絵の具で描く早春
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今日ひと日人と語らぬ日もありて シャワーを浴びて蒲団整え
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イイじゃんと 思うことこそ あるけれど 手に入れたいと 思うことがない
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青空を白抜きにする木蓮は 無限の蒼にも混じることなく
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はつ春の証明として生まれゆく桃のケーキといちごのタルト
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髪漉けばまだシャンプーの香りして それでも夜ごとお湯を浴びたい
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腹と腰カイロ貼らない日が続くこのまま春が来てくれるのか
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咲く花を見るも堪えない目のかゆみ花粉症にはつらい散歩で
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裸木の坂の途中の大イチョウ剪定されて少し寂しき
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パキパキと せんべい割って 口に入れ バリバリボリボリ 食べるそれがし
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春を待ち ようやく土から顔出した 雑草抜きつつふとやましさ感ず
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嬰児虐殺に残りたる頭の割れて受難人形劇の耶蘇置く
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敬虔に跪くなき被曝せし額縁に生き長らふるか、天皇!
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原爆忌から敗戦忌へ傾るおほきみに籠る聲の玉音
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原爆忌無精卵を庫に飼はば生まれ死ぬ耶蘇かは知らず
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メンズリブ教会にいる ぼく 牧師 乗ってる車? そりゃあヴォクシー
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最敬礼のこころに星条旗楯てぬ新愛國婦人會長を 撃て
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徴兵遁れられず若き丈累々と希望の旗のもとに殺さる
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英雄の惨殺オイル垂らしころしかたなど教へてやりし は
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原爆展ゆ貴族社會の仔等出でて哂ふも直ぐ襤褸となりぬ
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防空頭巾爛れて千々に孔開きぬ蒙る儘焼かる火に
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枯向日葵にしろき窩數多ありて項垂れつつ零す種子を
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熱いよね痛いよねごめんねと泣きながらずっと強火で炒飯を作る
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冬に舞う貴方が心を蝕んだ こんなはずじゃなかったんだけどな
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「会いたい」と打っては削除を繰り返す 送信押せずLINE三日目
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君語る中に暗号探してる 「頑張ります」が「愛してる」だから。
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本当の出会いに別れは来ないなら その目で声でまた抱きしめて
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一枚のラベルを失ったボトルがホームレス排除ベンチになるまでの道のり
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匂わせを封印するほど高まるの 拡散したい秘密の全て
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