あの人の声が聞きたい それだけの理由で 生きるのには十分だ
11
流れ星を 喰らうように 強く健気に 泣きながら生きている
12
不意に雪 雪を喜ぶ県でなく。ブーツとダウン着々とだす
31
ごちゃごちゃと 行き交う人の群れ めちゃくちゃ何を求めて あくせくと意味不明 お題・カオス
3
今秋に終わりを告げるアスファルト肩に積もった雪を降ろすよ
30
街角で電波拾おう手を振れば振り返す人いてあたたかだ
25
AIの疑似人格に話しかけ 独りで生きる練習をする
27
母の病知った夜にも腹が減る炊飯ジャーを開ける哀しみ
36
天頂に取り残されたあの光私が捨てた二人極星
7
初雪の すっかり消えたハレの日に 我いざ進めん 冬支度をば
12
このサイト 犬・猫・孫を 詠んどけば それなり伸びる ユーザー層かな
6
正常なひとが「あなたのためなの」と歯を折り喉に捩じ込む善意
10
シャンプー台 そうか私は死んだのか 顔に布かけられて天国
12
初おみかん 2Lサイズで 甘くって 今日もなんだか いいことありそう
17
N短のゲストが なんと 西炯子さん! 昔から大好きー、テンション上がる〜!😸(たーたん、の続き読みたい💕)
10
きしのふたおやの声おもはする こはるひよりのやはらかな朝
24
愛犬の 歳を二十も 抜かしたが 僕に寄り添う 君は姉なり
12
皮を剥ぎ 臓腑はらわた引き摺り 骨身焼き 眼玉も喰らおう おさかな定食🐟
8
海面に小石をぽとり落とすときわたしも海も何も変わらぬ
9
金色にきらめく 街路樹のイルミネーション並ぶ 駅ビルの宵
26
恩深き義兄あにの法事に行けぬ日にひとり偲べば西に夕焼け
42
替えの効く生を受けても 代替のそいつは僕を詠えないだろ
20
人恋し 凩吹く夜の独り酒 足元掛かる毛布の温もり 
23
帰省せしらと語りてつくづくと夫婦の老いを思ひ知らさる
15
抱っこする なんどもなんども 抱きしめる 4.3kg 生命いのちの重み
33
チビ猫は タンスの上で おどってる ちま猫ちゃんは うろうろうろうろ
17
にゃーと呼ばれ ほんの5分の天体観測 みなみのうお座のフォーマルハイトか
16
最期だけ自分の声で泣くことを許されているガラスの欠片
11
素の指でひろってあげる ガラスへのとむらいとしてひとつひとつを
9
こなごなになって初めて空気にふれたダブルウォールの内側のぼく
9