食後すぐ お菓子をむさぼる おばちゃんが 涙もろいんとは 知らんかった  
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自転車のペダルを漕いでゆっくりと小春日和に咲くオキザリス
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予約した 駐車場が 見つからず キャンセル料に モヤモヤつのる
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枝先のもみじ赤らむ 惜秋せきしゅうや 夕焼けにむ 薄紅の雲
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子を預けひとりで出かけ 紅葉と、子ばかり見てた日々に気が付く
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補助輪の吾子が進む砂利道に 我の姿を重ねんとする
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朝餉まえ香煙たちてりんひびき心ととのふ位牌の前に
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爪を切る。我の指からはらり落つ 大小十個の細き三日月
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ジャリジャリと響く足音聞きながら、抱いた赤子が駆ける日思う
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桃李には 人集まりて 蹊を成す  さは成れずとも 桃を手本に
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名乗る パトス 過酷 かこつ  走馬灯  悟る 不可能 野望 手折る \「カオス」
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澄みし空 三日月の色 温かく ほんのり照らす 遠き地球ほしまで
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君の好きな手料理などになびかない保護費で暮らす母の祝福
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新月の ぽっかり浮かぶ 西の空 夕焼け空に 明日を誓う
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社長たる父には勝てぬ誕生日別れた母の誘い断わる
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凍てついた海へと裸で身を投げるジワッと吹き出す汗を握って
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お互いに耳遠くなり噛み合わぬ話ふえても居心地良き親友とも
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オリーブの深緑色ふかみどりいろ 空き瓶に薔薇生けてみて勤労感謝
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小手先の スキームなぞと 曰うは  枝葉を眺め 幹を眺めず
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楽できて 我が身を立てる やり甲斐は  どんな苦労も 掛けて惜しまじ
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娘でも妻でもなしにうら若き夫婦と幼児眺めおるとき
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ただ親友ともの元気な顔が見たいから チャイティーラテの香りの先に
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ラーメンを 食べに来たのに うどんかよ ケチもほどほど 二百円差
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感動を 思わず伝え 自衛官 高校生に 馴れ馴れしいか
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ダンスとか 吹奏楽は 楽しくて この世の人が 集まるわけよ
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ダメなこと やっちゃいけない ことならば 止める以外に 言い訳もなし
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嫌な人 苦手な人に 一工夫 ゴマをすりすり なかなかのもの
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こつこつと やっていること いつの日か 日の目を見ると こっそり思う
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駐車場 空いてるところ ありません 航空祭も 今日はお預け
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青トマト 十一月に 採れたもの 天日干しにて 赤くなるはず
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