靡く日はいつかと上の空ながら腹の底まで見せむこのこひ/寄鯉幟恋
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夏影に足を延ばして跨線橋から見る列車と日の沈む町
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五月雨の雲の上なら皐月晴れ明日待たるるその花菖蒲
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森がまだ醒めないうちに背伸びする鹿の口には藤の花房
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ここ数日天井回るその原因(わけ)は内耳(ないじ)だったり脳であったり/病院行こ⋯
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ガラス戸の向こうは春の青空も吾(あ)の内側は今日も曇天(どんてん)
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ごうごうと下の畑に吹く風が吸い込まれゆく雲の隙間に
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強風で 折れし芍薬(しゃくやく) 水に浮かべ 再びの命 そっとよみがえらす
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ちま猫ちゃん おかあちゃんのよこ まってるの おっきするのは いまかいまかと
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我先と 競うように 咲き成りて 花数だけの 魅力あるのに
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名を馳せる 写真家捉えた 被写体も 代わりにならず 咲けよ生きよ
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湿っけてるまとわりつく気もかき混ぜる風もしんどくてキチキチである
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親よりも年上の友に囲まれて 酒の味知る 自由気ままに
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台風と思える風が駆け抜けて 空は蒼く 天まで届くか
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バツグンに似合うね と言われて浮かれる 新制服二日目
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徒長したモンステラ切る徒長なる人が勝手に作った言葉
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汗ばめる グラスを寄せつ 横並び 秘密のように 言葉を交わす
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お隣に引っ越し直後の柴犬くん 尾振り近づき 親愛の情
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ひとひらの落ち葉のダンスいつまでもタイヤの足に汚されないで
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七百首 越える御歌を 味読する いとまもあらず 消し去られけり /麻のゆき氏 アカウント削除
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慶州の 苺畑に 風立ちて チョゴリのコルム 舞い上がりけり /チョゴリのコルム:胸元の結び紐
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気にかかる 心のうちを 測るがに 常より高き 今朝の血圧
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遠浅の 引き潮の如く ひっそりと 二人の仲ぞ 遠ざかりける
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一日一句のノルマは辛い時もあるけども気晴らしにもなる
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インスタレーションて光で闇の中に作るから「月」の制作
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ギャルが月を愛でてるのが雅だし清少納言もまたギャル
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年下の出来る上司の指示を受けるが時々の「無理」は腹立つ
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年下の出来る上司の指示を受けるが時々の「抜け」に微笑む
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会話のキャッチボールで押し過ぎても引き過ぎてもいけないのムズい
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「楽しい」で色々手を出してそこからミニマルにしての習慣化
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