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こすずめの 羽を震わせ エサねだる 丸い体 いとうつくし
10
ボス
(
トランプ氏
)
たれば
場所
(
ショバ
)
代払えと 督促す 取り引きなれど それもアメリカ
8
飛行機と星の棲む夜 街灯と 誰かが私の後ろに潜む
4
君にだけ届く想いを乗せたくて 祈るみたいに名前を呼んだ
10
風薫る 桜枝垂れる 青葉揺れ 影長くして 鐘の音寂し 山鳩消ゆる 異国の月に 故郷(ふるさと)を乞う グアテマラの風 身に沁みて
5
疾風は 闇夜の中を 通り行く 難民たちの 絶望の声
11
新緑に良く似合う曲聴きながら歩けば満ちる初夏のキラキラ
29
肉じゃない、麺でもないやと言いながら 注文多き子 肉うどん選び
12
向かい
家
(
や
)
の庭に揺らぎて初夏告げる白きアヤメに赤きシャクヤク
32
梅雨入りや降雪もあって南北をひしひし感じる弓なりの
日本
(
くに
)
28
懐かしの 昭和お茶の間 コント観て お腹を抱え 笑い転げる
22
ゆりよりて しゃつにくちづけ しべの黄 じゅうごかいきを わすれてもうろく
15
駅裏の屋台に並ぶ背広着た丸い背中にオヤジの悲哀
11
他人には干渉できぬ世界観を持ちぬ
彼
(
あ
)
の子は ゐつも独りで/従妹
24
藤棚の下に群れ伏す鹿たちを
朧
(
おぼろ
)
に照らす春日燈籠
16
宵闇に誘われ出でし
浮き魂
(
うきたま
)
の 薔薇に囚われ明けて戻らぬ
12
山青葉 雫したたり 五月雨の 白銀の玉 一夜かぎりの
4
迫り来る 風の果てには 熱地獄 殺し殺され 世の掟なり
8
運あれば 風の谷間を くぐり抜け 夢の尻尾に 少し触れたき
13
さまざまな波が生まれて試し書き用紙は海の絵へと近づく
11
ビル群を星降るような夜空へと旅の車窓が着せ替えてゆく
14
大輪の花に飛びつく蜜蜂のように素直に会いに行きたい
11
寝転んで天気予報を眺めては家は良いなと瞼を落とす
12
揺れたる木々の間から 層を違えて 雲が伸び 明日は立夏
11
マフラー音 24時前 鳴り響く 暴走族否爆走族
7
楽しいは楽(らく)ではないが面白い意地は通すが無理は通さず
7
泥棒は 防犯カメラ 利用する やられる前に 対策もあり
6
震え声好きと伝えるその様を好きと笑える君が好きなの
4
たおやかな相対速度進む雲空の最中を進む街並み
5
外遊で 世の荒波を かわしたる まさに王道 政権党ぞ
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