秋めいた短歌うたもちょっとは詠いたい しかし暑すぎる 氷出しアイス緑茶よき
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しあわせに みちたニャンコは りらっくす こうきしんとか おうせいにゃのよ
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ボッチってそんな惨めに見えるのか? あんなに自由で癒しの時間とき
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「かまってちゃん」ググってみたらあら大変 書かれているの私の事よ
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少しだけ日にち薬は効いてるが 静かな時間は貴方を想う
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「ぼっち飯」いま現代は基本となり 逆にそれ以外をば「連れ飯」と呼ぼう
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とがなくも世間を狭く生きているそんな気がするこの二十年
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外出が怖くて散歩は短めで運動不足で筋力低下よ
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幸せは亭主にゴミを提げさせて見送ってから二度寝するとき
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楽しみは孫をお菓子と小遣いで仕込んで嫁に歯向かわすこと
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終盤や留守居の役は確認と訂正報告確認報告/排水管更新工事
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譲歩の余地 出口は無いが付き合おう 頑固爺と頑固婆婆
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持っていくmacbookを買えぬからスタバに留まりすることも無し
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風はらむ 晩夏の夕日 杉木立 次第に消えゆく ひぐらしの声
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スタバさえ贅沢なのかと問う人よ人それぞれだよ吾は行かんけど
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外は皆 ジジババだらけ という叔父に あなたもそうよ といいそびれる
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もうみんな沈んでいったぼくだけがつめたい海の浮標になった
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木曜日 朝の公園 われひとり コーヒー片手に 虫の音囁く
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死ばかりをみつめる我にスチコ見ろ  おもろいでと教えてくれた友
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ひっかかる「幸せだけど」の「だけど」には老いの鬱々堂々巡り
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「お隣の犬が消えたのママ知ってる?」「焼き肉早く食べちゃいなさい」
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ペガみつめ 永遠のユリアと なりし君 背負う悲しみ いつまでも
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腰痛の母にシンクロ我もまた 咳しただけで電流走る
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おくすりをのんでねむたくなったけど ふあんもなにもやわらがないの
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私がね私のままでいいようにアノヒトもそうそのままでいい
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賑やかなさえずり声に見上げれば 豊作の柿でヒヨドリ宴会
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お焼香してあなたにシンパシー木魚激しく ロックンロール
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死を急ぐ あなたはいつも 悩んでた なりたい自分と色んな軋轢
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ちっぽけな喜び見つけ話す君 どの姿より君らしくある
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ひたむきに生きる彼女は幸薄い女であると言われたくない
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