金婚の祝い兼ねたる小旅行ふじやまビールにほろ酔う君は
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五十年丸めてポイと捨てるよに金婚旅行の部屋の屑入れ
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健康の ために始めた ウォーキング 実る柘榴を 目印にして
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青き春 すべてうるわし あの日々は  記憶の中で なお美化される
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豆乳で いちごのビスコ 食べたなら また寝ていいよ 体温高い(眠い)
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秋の雲今はもうなき酸素室 命の音がまだ耳にある
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秋雷や 川崎の馬場 ぬかるみて 人も足場を また取られたり
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ラムネ瓶 淡き水色 透ける夏  鬱憤うっぷんたちが 泡と消えゆく
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すくわれて向こうに行けと流される小魚になり途方に暮れる
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考えも 心もすべて 枯れ果てて  それでも見ゆる 朝焼けの月
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愛と憎しみ 表と裏と 言われども  つづまる所 同じものなり
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お口の中 食べ物(飲み物)入ってる時以外 自動人形のよに 歌い続けて
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スマホ見せ熱く語っている彼は鉄オタと知る、お仲間だった!(撮り鉄&乗り鉄)
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Cocosあり平和堂ありマクドあり 普通の街なり中能登町なう(出張中)
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気休めに打ってステイルメイトの連続で どこまで行っても詰み詰み詰み詰み
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睡眠に愉悦を得れぬ夜に見る夢に縋って前を向けずに
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コカインに毒さる彼女や酒溺る彼の命で私が生きてる
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プライドを捨てれば人が寄ってくる知恵を貰ってルンルンはたらき
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使ひ慣れぬ言葉に不安を覚へ ダイヤル押す前に一呼吸
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ねぇ聞いて 私の王子様ってね 時速百キロで 迎えに来るの
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「愛してる」 誰にも言われたことないよ あなたのために とっておいたの
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食べたいと思って買って余ってくココロ動けど胃袋動かん
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「ごめんね」も 言えない男は ごめんだわ 私はそんなに 暇じゃないのよ
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気づいたら 今日も昨日も 一昨日も そのまた前も カップ麺
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「二週間」言い渡されても発てませぬ薬の効き目はイマイチなれど
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逝きし友の中陰盆の「施餓鬼卒塔婆」手を合わせるをためらい帰る
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ねこたちは かーてん・くるまり うとうとと おかあちゃん つられて またねむくなる
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誰よりも 幸せになってみせるから 一番近くで 見てて下さい
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君と私は向日葵と太陽か 笑顔の君しか見ることできず
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好きなんだ 私が何気に口にした そのひとつずつ 覚えてるのね
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