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入浴剤 やめるか迷い 節約で 癒しの時に やっぱり要るな
16
悔しさで涙を流す幼子の 結ぶ口元そっと撫でる
14
では逆に、孤独じゃない死なんかある? DIY葬セットをポチる
6
風渡り薄紫のジャガイモの花ゆらめきて収穫間近
13
ラベンダーブレンド
香
(
か
)
の湯に浸かりたい ねこ抱きしめても だいじょぶだろか>アロマNG🐱
21
路傍にも小待宵草ユウゲショウとりどりの花ひそやかに揺れ
17
離れてる君を月見へ誘っても「当地は曇りと」つれないライン
23
品切れのよなよなエール 晩酌に振る舞う君の仕業だったか
16
中継の スタンドに見る 祈る母 初恋の人 昔と変わらず
14
四粒の金平糖のそれぞれの愚痴を聞くうち飛べなくなって
12
舗装路に青梅コロリ転がっていつか誰かの孤独のようで
61
梅の実の シロップ漬けを 作り終え 氷砂糖が 優しく溶ける
35
そっちへは行きたくないのそれなのに明るい方へあかるい ほ う へ
7
仕事終え 外に出てみて雨模様 少し前まで桜咲いてた
13
生命線短くたって落ち込まないでよ 僕のをちょっと分ければいいじゃん
11
願わくは暴れることなく
塩梅
(
あんばい
)
良く田畑野山に雨もたらせよ /梅雨入り
27
老ひた鯉 がぼと呑み込む
芥藻
(
あくたも
)
は
糧
(
かて
)
にはあらで虚し吐き出し
18
気まぐれでモーツァルトを聴いてみるわかったようなわからぬような
10
影が濃い 都市の真上に置かれてる シビックひとつ 美しき四辺
10
雨滴打つ濁った河の水面から 歳老ひた鯉 がばと口開く
16
阿佐ヶ谷を 過ぎたあたりで 思い出す 泳いでいたひとの まなざしのこと
5
対称の 影が地にある ブランコは 誰にも揺られず 昼を受けとる
10
ロッドリング0.1mmでなぞりだす 夏の光を引いて 通り抜け
4
誕生花 シクラメンと 教示され 花言葉聞く 貴女そのもの
20
夢の島 かすんだ橋を トラックが ふつうに通る 午後の時間よ
9
看板に あたる光が 好きすぎて カルフォルニアと 呼ぶことにした
4
無意識に脱ぎ捨つ服のポケットに 最後の一枚流せるティッシュ /「大惨事」
10
ぎりぎりのタイミングだった 先生は押入れの女子に気付いていない
4
ホーム下 折畳み傘 泣いてをる 落とし主も
急度
(
きっと
)
お困りだろう
17
「潮騒の」景色を誰もが見ていたとして、同じ海に二度入れるだろうか
4
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