道ばたのまったり姿の昼寝猫いつまで見れる猫飼わぬ身も/外猫減
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犬連いぬづれの しばりなき旅 どこにでも 寄れると話す 語尾のさびしき
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曇り空 人影ふたつ 耕して 静謐の野に やがて春の雨
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二十歳なり一人で食べるアポロチョコ手には秘密の宇宙基地あり
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「昭和の日」いく多変遷したとても長男れしただそれだけの
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振り向けば髪に刺さりし枯れた葉をただ取りくれしそこに息子が
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雄大に雲が流れて良い感じ芸をしているやや肌寒し
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部屋中に煮豆の香り満ち満ちて窓に静かにボタン雪降る
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昔から姿勢の良さを褒められる姿勢が良いとカッコよく見え?😊/キロ様へ
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誰も来ぬ村の神社のお祭り日キッチンカーがひとつ出るらし
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吾子の住む 街に積雪 予報でて あのコは靴を 選べるだろうか…
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たづたづし手習いよりも慣れぬのは恋のはじめと恋の終わり
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別れには色がないのにどうしてこんなに心に染みるのだろうか
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同じもの食っているのに何故こうも臭さが違う猫のふんかな
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微睡まどろみまぼろしのよにまたたくよりし昭和しょうわさびしささえも/今日は昭和(百年)の日
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あひ見ずは恋しいこともなかっただろう我が心色づけにけり
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恋しいとは誰が言い始めた言の葉か知らずば思いもなかりしものを
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鬼来たら守ってあげるママのこと胸キュンさせる私のヒーロー
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さいころを振らずにきみはまだ五マス戻った場所で夢を見ている
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連休に 久々の雨窓越しで たまにはゆっくり 引きこもろうか
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新店の 常連となり 放浪記 万発出して 古巣を攻撃
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哀しみを ダッチワイフに吐き出して 寂しさ拭う ひと肌の熱
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この国の息苦しさの元凶は自分の首を絞めてるずつと
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令和版作るつもりの壮大なプロモーションかとおもう時事ネタ
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新月のは シトシトと 雨りて 一首詠み 今日におやすみ言ふ
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永野芽郁キム・ムジュンと田中圭ちょうど読んでる『トライアングル』/俵万智の小説
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明け方にはやなりにけり君のこと思っていただけなのに
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八頭身 超カッコいい女性かな? 冨永愛似のひさかた乃ひと
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昨日観たホラー映画の影響で 悪夢にうなさる平和な男
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家持の銅像やけにイケメンで ちょっと盛り過ぎ万葉の里(二上山)
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