逃げ場なき暑さに倦んで怠き昼 ふと思ひたち小野リサを聴く
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タワマンの踊り場座り眺めおる生の蝟集の焼け付く夏に
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こりゃ暑い 真夏の日射 記録的 ふらふらしてる 足取り散歩
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理不尽な 痛みや苦労 耐えてきて 何を頼みに 生きているのか
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のんあるの 日本酒風味サイダーを とろろ蕎麦で呑み これって通かな?
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輝きて浮上昂揚したる日も確かにありて夏の陽炎
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神様を 信じていない 人間は 何を頼みに 生きているのか
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ああまずい 神の助けが ない限り クビになっても おかしくないな
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上長に 言いつけるぞと 脅されて ビビっちゃいない 爺の世代
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清くなれ 正しくなれと 言われても 息がつまれば 地獄じゃないか
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辞めてくれ 言われる前に 辞める程 素直じゃないよ 執念深い
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目も弱り 耳も聞こえぬ ようになり 頭もボケて こりゃたまらんわ
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暑ければ 暑くなるほど 不機嫌に なる愛妻も 七十を過ぎ
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デカメロン まだ早すぎた 収穫も 経験として 感謝感激
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蝉時雨 つるの巻かれし 細き茎 開花を待ちをり つぼみの百合
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ねこ母のパジャマは 全て猫柄で どれも大事に大事に着てる>おしゃれ着洗い2回目中
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二死満塁夢はグラブをすり抜けて三年生の夏は終わりぬ
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クローンも同じ柄にはならぬと知って狂科学者の卵のオムレツ
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井戸水を水源とするこのプール 酷暑の夏も常に冷涼
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照りつけるプールサイドで仰向けに 蝉の時雨と FMラヂオ
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花道の奥の柱にしゅの文字の「テッポウ厳禁」力士も人の子/中継でチラリ
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体重は嚥下障害母を見るただ食わなけりゃたちまちにに減る
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夕焼けと 雲の眼下に お茶畑 緑の濃さに リフレッシュし
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月末に 業績精査 数字見る コーヒーフロート 頭を冷やす
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朝焼を 小高い山で 見届けて 芝に寝転び 企画を考え
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三たび伏す夏の盛りにをれもせでををしくぞある石ばの草は
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久しぶりしゃっくりが出て止まらないどういうふうに止めていただろ
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熊が言う 絵本の中は 飽きたんだ 銃に気をつけ 山を下りてゆく
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この地球くには思ったよりも柔らかく 自転早まり ますます楕円
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球児が年下になったときなぜか青春が終わった気がした
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