外遊で 世の荒波を かわしたる まさに王道 政権党ぞ
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ゆっくりと笑いかければ返されて小さい前歯が噛み切る唐揚げ
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たけのこときのこで人は争いてポテコとなげわ争はずなり
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墓参り ちまき供えて 夏が来る 月日の早さ 石に刻まれ
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やや重き心配性を眠らせるゆくゆく先を妨(さまた)げぬよう
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白い雲皐月の空を埋めつくす筑波嶺隠す白の誘い
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二回目のライヘンバッハ(深呼吸)ほんとうにこれが最後の事件?
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大利根に筑波おろしの風舞て海にもまさる波の煌めき
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初鰹食いながらのあの一言に女房むくれて酒を注(つ)がない
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賢ゆえ 騙されやすい 視聴覚 指一本で 財失えり
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白杖のひと 耳澄ませ射的撃つ まちの祭りに鯉のぼり舞う
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五月雨に 雀宿りて 葉桜に 湯の里暮れて 朝陽昇るや 
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賞賛を 求むことなく 積んどこう 苦いエグいも 旨味となりて
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時季くれば 咲く花散る花 一会(いちえ)に感謝 また来年と 約束をして
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全員を さん付け呼びに しましょうと 決まったけれど 俺だけ先生
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ヒゲの先 五月の風を感じつつ のんびり見回り 路地ののら猫
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「ぼく」と「オレ」のおにごっこ 定まらない一人称に黒いランドセル
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奥歯から頭蓋に響く音させて いぶりがっこを噛みしめてゐる
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新玉のお薦め調理など読みて 連休という日 やさしく消える
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轟(ごお)と吹く前線通過の追い風に 五月の葉々は散ることもなく
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わらしこの ために山抜き 海に投げ 村を守った だいだらぼっち「八郎」
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渾名(あだな)あり「貧乏草」とあんまりな 詠んで詫びたし 春紫苑(ハルジオン)咲け
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泣きながら 裸足で駆けた 霜の夜に まめ太に見えた モチモチの花「モチモチの木」
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ヒーローが 負けそうになる 展開は ヒーロー自ら 演出している
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連休は 休業日(やすみ)が変わる この店で 昼餉を摂れた 今日の幸運
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恋文を百巻(ももまき)千巻(ちまき)送れども解けて語らふ言の葉もなし/寄粽恋
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電灯に群れる羽虫と星空を見上げる夜は蒸し暑いでしょう
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若き姉と吾(あ) 燥(はしゃ)ぎをる傍らに 亡き祖父も映りぬ 古きビデオ
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磨いても 消えずに残る床の傷 聴こえくる30年 家族の足音
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あと少し歩けば家に着けるのに自販機のサイダーに釘付け
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