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ひとりにて我風呂つくる夕餉かな 味噌汁のなか泳ぐ三月
2
あの笛を 買ってとねだる 娘(こ)をみれば その指先に 翁草笛を吹く
0
I amを仮定して境目をなぞるこれを私の文学とする
3
かの
女
(
ひと
)
の残したように限りある鱗を剥がすよに歌を詠み
1
悩みとか心配事は転がそう 三角定規のお山の上から
0
波風に 巻き立つ砂は 忘れゆくなにかのかどを 削り流れる
0
君という 大きな槌に 叩かれて 僕はどんどん 澄んでしまうの
0
心臓を蹴り飛ばすみたいなキスで今すぐ夢を終わらせてくれ
5
忘れ雪温泉の中君恋ゆる隣人と我眼を見合わせむ
2
忙しい! 頑張る心も 亡くなった
「心亡」
(
こころな
)
くすを
「忙」
(
いそが
)
しいと云ふ
4
忘れたい! 思う心も 亡くなった
「心亡」
(
こころな
)
くすを
「忘」
(
わす
)
ると云ふのだ
3
傷口を わざわざさらす 理由はない だからわたしは 口を閉ざすわ
0
自由律短歌を何首 詠んだとて 自由になれたためしなどない
2
石たちを見つめる君の
瞳
(
め
)
の色に溶け合う石で指を飾ろう
0
僕だけが いない街です 僕だけが ただ僕だけが いない街です
0
ごろごろと茹でた卵を取り出して握り潰してしまいたい夜
0
ひんやりと電車の音が突き刺さる 僕はまだ息を止められない
0
魂を 自らの手で 研磨して 濡れて輝く 悲しきダイヤ
1
あまりにも まぶしくひかり つぶれた目 故に呼ばれる “恋は盲目”
0
沈黙が 風が通りすぎてゆく おそらくもっと、大事なものも
0
一緒だとなんだか胸がいっぱいなんだ チーズケーキ、ひと口ちょうだい
0
カーストの てっぺんにいるやつらには そもそも下など見えてはいない
0
短歌短歌詠めぬ鍛高なんだっけそういやどこに隠した酒は
0
「つまり君、そういうやつだ」真似するのだいたい友達ルロイ神父と
0
ピラミッド
中
(
なか
)
に描かれたガチョウ達卵はだれが温めるのか
0
空色の 石を眺めて 僕はせめて 遠くの君の 無事を願うよ
0
栞など 使わないなと思ってた 大人になるって すこしさみしい
0
このスマホ もちろんロックはかけてある だがお前なら 開けるかもな
0
図書館の返却期限を迎えても 読みきれない本、俺の無力さ
0
閉ざされた 無垢な善意に 潰されて 押し花にすら なれない枯れ木
1
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