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死ぬためのこころがまえもままならず驟雨ののちの室外機啼く
4
夏の夜に 滴る汗と 裏腹に 泣くやコオロギ あはれなり
1
駆け込みで今日はゴーヤーチャンプルー 湯気に包まれ鰹節踊る
5
チャンプルの素を山ほど買ったけど ゴーヤーの季節にほとんど不在で
2
ユーチューブ・クックパッドで探しても 私の手本は母の手料理
11
そうだよね時代も変わる球児たち ロン毛の元祖は
花形 満
(
はながた みつる
)
?
10
昨日より
胡瓜
(
きゅうり
)
の十円高きなり日照りの夏の行く方見えず
8
己にはないもの欲しさに他人のこと 削って満たすそれもまた人
5
休みのパタゴニア、みんないっしょうけんめいに、🍂秋ものへいれかえ、もうすぐ秋
3
ねこの前 しゃがむともれなく ねこ釣れる 部屋着のズボンの紐が好きらしい
5
コーン茶が香ばしくない 誤差であれ 熱はないけど喉に違和感
4
まっすぐに羽ばたきもせずゆっくりとギラリ陽彈きたぶん白鷺
10
親だって弱音吐きたい時もある やる気スイッチ連打してくれ
12
cabaret london 滅後の愛をいつわりし女主人のヒールが高い
1
フカヒレの前でつらいと泣く女 俺の金でする別れ話
9
久々に読みたい本があったから 週末新幹線で帰るね
11
G
線上のアリア 頭の中でずっと鳴る 何かの啓示なのか…
7
飛んでやろ 喉を振り絞り 出た言葉 飛び降りるのか バックれるのか
3
いま家でことば通ずる者はただお前頼りだ猫のチビスケ
11
奴隷から開放されてハッとした友人すべて断たれていたこと
12
厄年の同窓会に行く事も許されず嫁と言う名の奴隷
14
恋愛を詠むには必要不可欠な恋愛できるヒトらしい暮らし
6
異常気象人間により作られた自覚を持てぬ国がまだある
7
そこにある?ここになにかが潜んでる?腹にエコーをかけられ憂う
12
盆過ぎて誰も居ぬ墓墓地山にみんみん騒ぐ鳥が鳴いてる
6
汗をかき乾かぬ肌と
T
シャツに処暑を過ぎても秋は感じず
9
青空に白い雲ぷかぷかぷかり音だけがするヒコーキさがす
10
フレームの中 柔らかに笑む母に いってきます! と 幼き日のごと
7
真夜中に ふと目覚めては 寂しさの 風吹き抜ける 心持て余す
8
宵帳
茅蜩
(
かなかな
)
と鳴く樹々を背に泣けない虫を愛しく思う
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