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うしろ髪 しなやかに揺れ 匂い爽やか 若さ漲り 夢心地
4
今やもう、眼鏡が曇ることなんかいとわずすする、独りラーメン。
9
冴ゑ返るベランダの朝 残月を探しつ聴こゆ
囀
(
さゑづ
)
りの歌
31
もし明日命尽きてもそうするか正しさよりも愛おしきもの
14
悲しみに寄り添うような資格なく頭をたれて想像したい
9
慰霊碑に刻まれし子の年齢は二歳とありて孫と重なる
21
サックスの深い音色は時をかけ心に届け夢みるごとし
21
カタカタと震える身体と窓の音 香り感じる 春はもうすぐ
7
サックスの音色の響くライブにはナベサダさんの柔和な笑顔
22
何思い
俯
(
うつむ
)
きて咲く
菫草
(
すみれぐさ
)
(
)
(
)
淡き
一世
(
ひとよ
)
を 陽だまりの中
34
春雨の しなやかに降り 朝霞 濡れて色濃き 野辺に咲く花 君に届くや 今何処
5
春の水ゆらぎを映す面ひらき掬えば青はこわれてゆけり お題「ゆらぎ」
5
999で誰もが見えない未知の世界パラレルワールドを賢治は旅していたのか
3
いつもあるなくしてわかるありがたさ退屈だけど平凡な日々 お題「3.11」
5
溺れてる誰もがみんな依存症天国に行けばきっと治る お題「依存症」
3
ニュースあと「どうなるの」なんて場の空気パラの中継からりと変える/昨夜のラジオ
13
男ども萎れてねえで立つんだぜこんな俺さえ振り絞ってる
6
寒もどりふくらみかけの桃一輪ぎゅっとまぶたを閉じて待つ春
35
シシリーの絵画のごとき春装の吾子鍵を開け朝日子となる
10
守られていた頃思い出したくて自分のための絵本を選ぶ
29
三十年住んだ街は懐かしき 愛犬と歩いたあの道この道
51
音が好き消えて無くなる音が好き限りある世のあらゆる音が
13
春よこい あれほど願った祈った日々 迎えて何故か 少しの侘しさ
6
主の名は 知らねどワンコの 名は覚え 和やかとなり 朝の公園
19
香菓(かくのみ)の 非時(ときじく)に 汝(な)が 古代めく 篳篥の如き 二枚舌かも (非時香菓のようにいつも篳篥のダブルリードのような汝の二枚舌である事よ)
7
鹿の糞 散らばる芝に 拾いてし 松ぼっくりを ポケットに持つ /春日野園地
10
冴え返る 猿沢池に 映り込む 南円堂の 宝珠乱れて /猿沢インからの眺望
13
窓際の 折り紙の鹿に 迎えられ 八畳の間に 荷をほどきけり /猿沢イン
18
あの頃の 拙い技術 込めた情熱 わたしに永遠 創作っていいな
3
そういえば ザクザク踏んで 歩いてた あの霜柱 どこ行ってん
7
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