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雪渓を潜り冷たき雨と闇川瀬のごつり抜けて眩しき
16
梅雨入りや 三十度超え 各地では 夏のようでも こちら冬服
8
まともな人生ってどんなの? この問い自体正しいものなのか
5
茜色 揺れて膨らみ滑り落ち 濡れる頬まで 染めあげていた
6
恋し人貴女が違う屋根の下 幸多かれとただただ祈る
9
知らざらば 散るをも見まし 心から 色に
出
(
い
)
でそめし 花と見ずやは
8
ぼろぼろとあふれるこころに比例して 感じた セイ と温い夏風
8
少しだけ年の差問題あったけど祭りは打ち上げまでが楽しき
11
三行半
(
みくだりはん
)
酒に突き付け はや
九
(
く
)
年 夏のビールに 復縁迫らる
15
連休の 思い出整理し クラウド上 来る夏に 備え 喰らう泥鰌
4
玄関の 埃払えば 幸せが 少し舞い込む 入口となり
24
古代ギリシャ語の「Logos」由来のロゴセラピー。そを唱へしViktor Franklを偲ぶ
5
百円の高齢者マーク貼り付けて登坂車線をのんびりと行く
33
この場所も 話す言葉も 知らなくて でもここにいる かにに刺されて
5
新緑に木漏れ日のさす散歩道五月は素敵!風まで緑
6
胸を濡らした涙が海原へなんだか絵本みたいな風景
6
紅薔薇
(
べにばら
)
の
天蓋
(
てんがい
)
潜
(
くぐ
)
り 水瓶座 指し示す人の 白き横顔
28
霧雨は きららの粉と 降り注ぎ
鬱々
(
うつうつ
)
と行く 影の
枷
(
かせ
)
引き
24
吾子遊ぶ天使の梯子のくっきりと舞鶴草よさあ飛び立たん
23
柿の葉の色濃く繁り
花実
(
はなみ
)
落つ ぽとりぽとりと実らぬ想い
20
私より上手いあの子がこの道と関係のない進路を選ぶ
21
さようならもしも私を忘れてもあなたのままで笑っていてね
23
流星へ願いをかける人群れに流す独白「あれは罰だよ」
4
通院が 治らぬ病 定期的 死ぬまで続く 修行のようで
4
梅酒瓶洗えば微熱の薫風がさらりと乾かし夏呼び寄せる
25
君のため 歩いた癖が 抜けぬから 日暮れが遅く 家まで遠い
7
バースデイ・ガールその願いとは幸せになることだったと思うよ
4
夕暮れのファミレスにいて君がつく しびれるような優しい嘘を
25
リラ冷えのまあるい寒さポケットのなかであなたの手を思い出す
23
政権の ぬかるみ深く 間に合わせ 何もないのか ああ!日本国
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