Utakata
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米洗い 醤油と味醂 雑に入れ 炊き込む飯の 匂い馨し
14
寒い夜 春は近いと 知りながら 肩をすくめて 高い灯油を
14
夕食は醤油かけご飯のみと言う君をおでんでもてなす二月
16
ユキヤナギ 満開に咲く 通勤路 冷たき風も 柔らかになり
35
うしろ髪 しなやかに揺れ 匂い爽やか 艶めいて 若さ漲る
8
人としてどうよ!と叫ぶ衝動と何かがあったと思う憐憫
17
卒業の袴姿を見せにくる孫に時間を合わせる前夜
22
いいね👍️きて 皆さんブレダウしってます☺️? 遂に私も シルク・ザ・デビュー✨️
12
そうでス わたスが へんなおじさんでス 税、納めてまス 職、就いてまス
6
然
(
さ
)
り気無く席を立つ
青年
(
ひと
)
礼をせし
媼
(
おうな
)
の声 気持ち良き車両
32
此処に吹く 日暮れ時の風 停滞し 灯も
点
(
とも
)
らずに 主なき家 / 地方では当たり前 わが家も何れ
14
水明かり 山紫に 空茜 旅路に光る 風のささやき
7
駈けてでも拭いにいくね 私と出会う前に流した涙をぜんぶ
15
残雪は 風を味方に へばりつき 春押し返し 子を
護
(
まも
)
りたる ※「子」 雪の下の草や種子や生物
12
遮二無二
(
しゃにむに
)
玉ねぎ刻む 滲む涙 そのせいと自分に言い訳しながら
18
津波から逃げる人々の映像「逃げて」と願う十五年後も
11
信号に西日が射して赤青黄分からぬままにままよと進む
20
君たちはいつになったらいなくなる冬越たらしカメムシに問う
16
若人
(
わこうど
)
よ
無闇矢鱈
(
むやみやたら
)
に 恐れるな
倫
(
みち
)
を守れば あとは自由だ
18
幼き子 母生き写しと 言われども 柔らかき髪 父を写せり
8
東京は駅でお土産買えるわよ。それって多分駅弁だろう?
23
不可能を墨で上塗り葬れば焼かれし辞書の生き生きとして
11
山手線回ってるから大丈夫。外と内との違いは知らない
28
東京の部屋の相場は高くって時に食品投げ売りをする
20
群がってディズニーランドの謎を聴く『弁当あったら没収なのよ!』
21
何も無い田舎は嫌だ憧れの東京立てば一歩動けず
22
大戸屋で五穀ご飯を頬張って、「これで健康。今日も酒飲もう」
5
やわらかな春の匂いに誘われ見上げた先に伸びてゆく雲
10
魔法より鮮やかなる手見蕩れたり羽ばたいてゆく飴の白鳥
10
端っこの折れた歌詞カードにもらうサインが少し滲んでみえた
3
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