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宛先を書かず投函届くかな覚悟を決めてポストの前に
8
アイコンは可愛いけれど捨てた僕スクショでデフォルトさらば偏見
18
そうだよねふざけた奴も必要だよね調子いいでしょそれがわたしよ
4
ひとつまたひとつと外れるようなくらしの枷 巣立つ息子を祝う独酌
8
掛け違うボタン一つが床に落ち妻の差し出す裁縫セット
19
遠近を繰り返してる橋の上空の笑顔に川も喜ぶ
9
めくるめくペテンの魔法 紫の願い詰まった華麗な流動
4
歯を磨く。鏡を見ながら歯を磨く。私よ、そんな目で見るなよな。
7
腕に抱くたんだの
2
kg
これほどに重きものこそ他やあらむ
7
光あれ腕に眠る子我々が導くようで導かれたり
7
あさましや靴履いたらば今はまだ にきな足裏じき硬くなり
6
毎朝の支度戦と言うなれど 思い馳せるは戦禍の子供
10
護らねば夜毎新たに誓ふ音 この静寂にすぴすぴ響く
9
干すたびにせきあぐ思ひあはれなり
去年
(
こぞ
)
にはなしの風孕むビブ
5
歩いてるあのじいさんの頭にはデイの彼女の眩しい笑顔 / 我が未来予想
7
マネキンが着ているワンピ気になって値札チラ見で現実戻る
25
眠寒く 疲れ漂う 雨の朝 くすぐってくれた ああ猫神様
5
凍み渡る
雪原
(
ゆきはら
)
の
上
(
へ
)
の
獣
(
けもの
)
足跡
(
あと
)
辿りてゆけば水辺に着けり
21
ちぐはぐな組み合わせだね冬コート 春を先取り白の
タイトスカート
(
タイト
)
で
39
平穏な生活に花 添へるよに 歌を詠む日々 心潤ふ
34
おなかふたつおさまる毛布の中で向かいあうふたり すき? だいすき
4
名前には興味は無いが五感にて花鳥風月山紫水明
11
夢に感染したてのひらでぐしゃぐしゃに髪の毛乱してああもう雪
4
春暁の 静けさの中 浮かびたる 月は動かず 鳥はのどけき
16
安い腕時計の時刻が少しだけ進んでいるからお得な気分。
5
ゆびきりの 白い小指に ふれもみで ほぞを噛む夜 幾日数え
12
回る寿司 店の出口に
鹿
(
しし
)
威し
(
おどし
)
財布のひもの弛みを打てり
35
約束の 細い小指に ふれもみで デッドエンドの その先を見る
7
思い出の 霧に霞んだ 水湖に 今日は一人で 思い出沈め
11
春の夜に シトシト降るは小糠雨 身体も心もただ濡らしらむ
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