節慣れでいまだ世慣れぬ時鳥忍び来よ来よわが杣の宿
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真夏日に 小蝿小蟻が 出勤す 休んでいいよ そう言ったのに
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郭公(ほとときす)まだ節慣れぬ忍び音に鳴くや卯月の夕闇の空
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あまりにも 静かにぐっすり眠るので つい確かめる わが猫(こ)の寝息
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国道を覗く涙目カメレオン 排気ガスが突き抜ける耳
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ムクノキの陰に園児らやすらぎて五月はこんなにも美しい
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AIのサムネに釣られタップする嗚呼オジさんの性は摂理ぞ
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五月でも真夏日迫る青空に夏へ覚悟の髪は短め
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漆黒と薄紫を散らし合う  4.27 星も砕けよ (2025.4.27 上谷沙弥VS中野たむ戦より構想)
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通院のあわいにゆるむカフェテラス 五月の風の永遠に吹かばや
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ル・シーニュ エクセルシオール アールグレイ けやき並木に渡る風
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映画館 チュロスを握ってふと気づく  あの子にもこうすればよかった
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岩穿つ白波の如き雲を掃き海を追い越す朝の大空
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理不尽に黙って従う度量持つ大人の国は軍靴谺(こだま)す
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灰色の日々もあなたがいるだけで 透き通ってゆく、はつ夏の風
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柿の木の影長く伸びアスファルト道に落ちてる日差しの強さ
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早くからまちの真ん中熊出たと防災無線LINEざわざわ
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フロントの若葉マークが吹き飛んだ いつか何処かの青い野原へ
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何かしら企みかくす人様のあはひ渡れる綱渡りかな
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超長期記憶のなかの母なれば来し方行く末語るも虚し
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トネリコの 茂れる朝に 鳥の鳴く アラーム要らぬ 初夏の朝五時
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aobam
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悲しみは 太鼓叩いて やり過ごす また訪れる 波の如くに
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いつもより 早めに起きて 支度した だってあなたに 会えるのだから
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帰り道 話題を一つ 落としたまま 拾わず歩く 街路灯まで
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iwag1
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独り身も慣れるものかな朝陽浴び妻旅先の二日目の朝
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朝晩の冷ゆる風をものともせず 皐月に生ゆる狗尾草(エノコログサ)は/ねこじゃらし
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なぜかしら気が抜けるのか悔しきは休み慣れずに日曜に病む
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一匹が  おらんくなって  大捜査  普段は避けとる 浴室にいた謎
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