夜を裂くクビキリギリスの鳴き声は 冬を越えたる猛者の貫禄
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花々を抜けて羽ばたく蝶々らのながれる色は風に咲く薔薇
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風薫る玉ねぎ畑に園児らのヨイショ、ヨイショの可愛(かい)らし声が
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晴朗の皐月の空を滑空す燕(つばくらめ) 宿求め飛び交ひ
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「匿流」(トクリュウ)? 得が無きこと 甚だし 「りくりゅうペア」に 不躾なるぞ
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昼寝して夜の眠りが浅いとか 年金生活勝手気ままに
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八重を愛で 見知らぬ人ら 褒めそやす 我は嬉しき 姫の薔薇ゆえ
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舐め下す 「橋下徹」に 疑義重ね デモクラシーは 夢の浮き橋
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夕焼けに 目を射抜かれる 太陽や 皐月を前に 猛暑日迫る   
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行間と余白を読めと口にする一昨日から来た野暮天です
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今日も行く 昼餉の店は 定休日 繁く通えど 定休日(やすみ)も知らず
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おねえちゃん お父さんに似ていいよね 遠い昔の次女のひとこと
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仕事なく早上がりする月曜の居心地わるい子の誕生日
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美女友に娘の話題振られるとシドロモドロの整形美女ママ
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夏野菜カレーに挑戦しようかなマイナスイオン意欲促す
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田んぼ道アノ娘とアイツ2人乗り上手くやれよと軽トラ止まる
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行く末に 迷いはあれど 断ち切りて 淡々と行く 老いの入り口
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暑ければ冷房つけろテレビ言う節電しようテレビを消そう
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自販機のあかるさのなかタンポポと夏のありかを探すサイダー
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黒髪の林檎の花に似た頬のおぼこい君に似合わぬ紅よ
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ぶすな娘が美人のママと並んでる 可哀想にねパパに似ちゃって(真似かっぱ4)
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またこれを 忘れることが できたなら そして誰かを 照らし出せたら
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夏風に髪を切りしか手弱女よ 「如何(どお)?」と問はれ「よろし」と答ふ
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バラ園の百万本が見頃なり園全体をじっと見渡す
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わけもなく目で追いかけて立ち尽くす間抜けな歌詠み字余りかます
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平坦な 道の上にも 瑠璃の雨 甘い波音 聞こえてきそう
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プラチナの 窓辺から散る その花に 麗しき日々 思い出したり
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時鳥世慣れぬだけにあらずして育ての親を偲び歌えず/浮枯草様へ返歌・托卵された鶯の親を思い
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エアコンの効いた部屋にてサイダー飲むなんて優雅な猛暑日なりけり
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メビウスの 輪の中にある 人間に 争いありて 滴となりぬ
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