うたかたを 読み込む度に 歌は増え 時の流れを 追いかける我
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ごーっ…と 響く音源 手の中に 飛び去る影の 向こう知りたい
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ねこたちが きゃっとたわーに のることは あたりまえだが 絵になる光景
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秋紅葉 頬を真っ赤に 染め上げて 彼と一緒に 何処へゆくのか
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三つある 眼鏡がなぜか 入れ替わり 消えては現る 少し可笑しき
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いいことよ自分に何が来るのかを心得て待つ鎮まりの時間とき
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あの人は少し変だと皆が言う あの人こちらどう思ってや
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別れ道 散り散りにけり 金木犀 夜の街にて 芳残り香
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出来たてでちんちこちんだで気を付けりん 出来たてで熱々だから気を付けて」 母のに映る わたし5歳児
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人生もゲームと同じさ やらかして 1d100で発狂する日々
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「嫌いだ」と 春の景色を 避けるたび 君は笑みつつ 何も言わずに
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改名をすすめられたのAIにペペロンチーノまみたってどう?
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雪嵐 砕ける光 七色の 欠片に染まる 足跡薄く
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健康を三千円で買ってみる腕にちくりと痛みのおつり
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お風呂場で毎晩復唱7の段 8の段にはなかなか進めず
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色付きし紅葉の覆う滝壺や弾ける音の絶え間なきこと
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誕生日年に三回あるといい 昨夜思い出し君が呟く
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安売りのコーラのハリボー嚙んでたら歯の詰め物が外れちゃったよ/安物買の銭失い
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豆乳をレンチンしたらできる膜 わぁい湯葉だと喜んで食む(違w)
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かなしげ悲しげに なくとき ねこは さみしいの? ううん りゆう理由がないときもある
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秋過ぎて 心身冷ゆる 寂しさに 落ち葉の匂い もはや懐かし
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南北の諸国産物くらひをり世界の結び目として私
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青春に吹ける魔風に恋風にうちこがれつつをとめ彷徨ふ
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腕広げ「おーい」と待ってる我のもと笑顔で飛び込む吾子は太陽
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散歩道 絵画のように色づいた 木々の先には、富士の雪化粧 
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週末は冬将軍が襲来す コート一段レベルを上げる
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通知欄見るのに飽きたらこっち来て通知しないけど待っているから
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80円 小さな損と 言うなかれ クーポン忘れ 大いに凹む
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ひき肉でうどん茹でればベーシックインカムのごと啜る蛋白
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バスタオルこんなに小さかったかなウチの双子の成長早し
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