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幾夏
(
いくなつ
)
の 想いを雲で 覆い
積
(
つ
)
み 見上げる度に 大人になった
16
思い出に 手を振る笑顔 映画館 楽しかったよが 嬉しくて
7
日本の 人権意識 虚ろにて 犯罪行為 醸成したり
10
サングラス後ろにかけて歩くひと過去の光がまぶしいのかな
27
雑炊は無料ですかの 吾の問いに 「はい」へ ?あっ俺も 雑炊セット
14
継ぎ足しのソースカツ丼値上げせずスマホ修理の店を併設
8
全世界 気候変動 歯止めなし 快楽の果て 地獄に落ちる
12
旧友のメールに添えた顔写真分からないのはお互い様か
15
大声で凄んで見せる訴えの猫語訳せば
鰹節
(
かつぶし
)
欲しい
14
はね駒のはねも揃わず小さ子の
騎
(
の
)
る駒なれやばった跋扈す
5
楽しみがあれば心も軽くなる 夏のイベント足が許せば
19
酣
(
たけなわ
)
の字に酒の甘きあり 醒むる朝の口惜しきかな
16
下
(
くだ
)
り竜常となりては久方の空のあなたに
星の
(
星野仙一
)
涙雨(どうした?ドラゴンズ)
6
尊きの最たるものは端の草人も同じかただそこに在る
9
誓ひゐし旧館の壁にアイビーはまう離さずと
許
(
ばか
)
りに伸びぬ
8
陽に焼かれ風に吹かれば事足りぬこころ青春条件云わず
6
誰
(
た
)
が袖の移り香ならむ橘の軒端に匂ふ夕闇の空
15
短命の 大型犬を 愛し人 エルフと騎士の 物語のよう
5
永遠が虚しく響くお年頃あと幾歳か白寿喝采
9
私には口遊むものそれがうた律に訊ねば歌はしらべに
6
両岸の 繁る葉桜影作り ひとを
涼
(
すず
)
ませ
善福寺川
(
ぜんぷくじがわ
)
17
梅雨空に息つく先は紫陽花で それだけ頼りに傘を差し行く
8
僕はまだ君を探しているけれど 君は見付けて貰えてるかな /「並行世界」
10
コーヒーを3杯飲んで見渡せば嗚呼すばらしい新世界かな
10
鶴は我起こしてくれぬ 空へ舞い 雪、水となり羽根を流して
4
さらさらと流れる
小川
(
かわ
)
に白き花咲き乱れ目に耳に涼やか
27
AI
が人生狂わすストーリー令和はホラーを軽々飛び越え
23
この夏の汗拭きシートはビターレモンちょっとアンニュイな私でいくわ
7
履歴書や金も力も無かりけり髪痕跡も散りぬるをかな
6
梅雨近し通勤の朝 西方に見ゆるは奇跡 雲間には富士
24
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