緑だった木は色を落とし、茜の風から秋が落ちる
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明け方に開けた窓辺で鳴く虫が二度寝の邪魔をしてくるのです
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いつ聴くも心に沁みる歌謡曲時代を超えて言葉で紡ぐ
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夜爪を切りし吾をばたしなた友が親より先に身罷みまか
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ささやきが耳穴に満ちる 御社名を聞き返すたび高くなる波
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推しぬいの 居場所チラリと たしかめて 一輪咲いた 彼岸花そこに
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心配とセーフの合間の青空よ 今日は元気な母の介護で
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愛猫も季節の変はり目を感ず 言葉代はりに肌に寄り添ふ
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徒労感はんぱないけどうまいんだ 泳いだあとの蕎麦とカツ丼
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痩せるため泳ぎに行った帰り道 カツ丼セットに手まねきされて
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秋の気を 吸うては吐いて ゆく小川 やわら土手の ヒガンバナの帯
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だらしなき 我が性格を いかにせんむ しるべを求む AI先生
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逆上がり 子に付き合って やってみる 意外にできた でも吐きそうだ
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別れると 話を決めた 喫茶店 今の彼氏の 行きつけの店
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望まれて 今の彼とも もう2年 ふと思い出す あなたの声を
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引越しへ 五ヶ月余り ゴミ屋敷 片付け急ぐ 間に合うだろか
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お互いの タメと思って 別れても 忘れられない あなたの声が
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ガタロー☆マン 昔読んでた珍遊記 絵本描いても あの頃のまま(笑)
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真夏日な彼岸の明けを迎えた日もう足元にころりと黄色/銀杏ぎんなん
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ちま猫ちゃん てぃーばーTVerさんを のぞきこむ それがスマホだ 撮れぬのが惜しい(笑)
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芸術も音楽・映画も君とゆく私の心金色に継ぐ
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もう一回 洗濯するかどうか悩む 秋ならではの 贅沢な悩み
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たまたまに紙面レベルができたとて それを拾う目あるわけもなく
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線路越え大きな道ができていく工事はひっそり夜間に終えて
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黒柴が飼い主気遣い歩く朝 澄んだ瞳が見ている景色
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この岩を割れたら免許皆伝だ けど ひびのとこ執拗にいくねえ
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ピザやばいマジやばいよねやばすぎるそんな会話がそもそもヤバい
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古語口語 虚構現実 和歌の道 幾重にも分かれ色とりどりなり
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この国の市民はみんな馬鹿を見る 虚言だらけの市長ばっかり
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見せかけの終止形でも 無いよりはましと言いたいのでしょう あなたは
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