裸木のどこまで続く峠道いく台前の車の遅さ
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跡形もなきに落葉すます木々寂しき峠の樺の木の白
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みんな承認欲求を片手にスマホを触るようになる運命なんですか
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ふたりきり僕の心が揺らいだように屋外プールは思考を乱す
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朝遅く起きてぼんやり考える今日のご飯はコンビニおでん
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夕空に浮かぶ生駒の山の端を渡る旅客機 影絵の如く
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私より2個上の人と結ばれて年下好きなの知りたくなかった
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これまでの 全ての記憶が  あったなら  どないにえらく  悲しいやろな
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恋なんて男と女のカラムーチョ 刺激やみつき指まで舐めて
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触れないで内から冷えた指先に「今日は寒い」と手を握る君
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誕生日 生まれてくれて ありがとう 吾子に伝えし 過ぎし日思ふ
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「内緒だよ」教えてくれた公園で不意の初雪芝を覆った
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淡雪に零るる想い閉じ込めて春にはきっと宙に漂ひ
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惣菜の酢豚の なんと美味うましこと ねこを眺めつ オールフリーで
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バツ四で もう懲り懲りと 語る君 鍋の湯気に 涙を隠し
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高層階 名古屋の夜景 一望し 二人で話す 5年後の夢
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木馬に揺れ遠き日の夢たぐり寄せ見上げる空はいつも青色
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日が暮れて戦い破れ傷のあと城門くぐる木馬を知らず
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昼下がり 秋の陽気の心地き 上衣を片腕に 歩を運び
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冬のよろこび 夜 厚手のコートを着たぬくもりが、横に来ること
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スマホとの星間距離 火花が弾けて水の惑星
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咳止めに 蜂蜜漬けの 大根の シロップ飲むと 楽になります/キロ様へ
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冬めいて脱衣所のぬく欲しかりきヒーター買へば 物置にもあり💦 / あちゃー、高齢者夫婦です。
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究極に荷物減らした旅支度 されど一冊「えいえんとくちから」
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二十二の先輩パートのシンママに叱られたのは三十路のわたし
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咳をした 君のとなりに居られるの かみしめながら 一人と 一人
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にゃーこらと 文句言われつつ 帰り道 ちま猫ちゃんは ぶじにご帰還>おかえり!😸✨
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君の机の上に置かれた花は君みたいに綺麗だったよ /題・白
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芸術は爆発だとか言ってた君が爆発するのは違うでしょ、違うっていってよ
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時として 光降り注ぐこの街は喧騒さえも舞台装置に
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