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当てのない旅をしたくて乗るバスが循環バスでまた駅に着く
17
いちばん奥の奥の部屋 シングルベッドが広すぎることってあるんだ
4
心から溢れた「またね」が困らせた 俯いた君 嘘だよ ごめん
11
良い町の記憶と匂いを吸いこんで栄養にして光に向かう
13
寝室に仮眠しに行く おかあちゃん ちま猫ちゃんが じつとみつめる(ついていこうかにゃー)
15
今まさに寝落ちしそうになりながら ねこのおやつを両の手に乗せ
16
今朝の空絵の具を使い
描
(
えが
)
きたい 青と白を混ぜて空色
25
救いなくこんな惨めに彷徨った日々が幸福だったと知れる日が来る
17
秘密裏に調査・調達・保管する世のサンタたち始動の季節
28
祖母の手に見える干し柿焦茶色しわくちゃだけどそのぶん甘い
11
枯葉舞い通りに溢るる喧騒に耳をそばだて移ろいを知る
8
雨雲に
(
かわず
)
蛙鳴く頃 去る君に 吾が手触れらることぞなかりき
8
われひとり身を刺す北風止められぬただ共に在る違わぬ約束
10
山々の生み出すものも人間がつくる文化も美しあの町
8
ようやっと
我
(
わ
)
が手に得たと誇らしげページをめくる雨降りの午後
10
老体の 桑の木抜かれ 露地ものに かつての殖産 過去の遺物に
16
寒さから解放される一瞬に今がチャンスとストレッチから
10
帰路を行く視界いっぱいマジックアワー「あと少し」励ますような宵の明星
13
扉閉じ 密かにもゆる 夜の折 火照る体感 肌に伝わる
6
商店街週末催事準備に追われる肉屋朝早くから
7
われ好物君が準備本当は君の誕生日の夜なのに
12
似てますか「短歌」と「お通じ」 今日もまた
泰山鳴(迷)動
(
たいざんめいどう
)
鼠は出でず
13
おばあちゃんその米かついで帰るんか 曲がった腰に秘めたるパワー
20
冬なのに色合い
揃
(
そろ
)
わぬほうき草難儀でしたな
去年
(
こぞ
)
も今年も
25
煙突の屹立してる工場街広がっていく見渡すかぎり
10
朝帰りしたとて家で寝る時間なぞ無いわけで 飯、風呂、電車
7
「帰ろうか? それじゃ会計」 「あっ、ダメだ」 残り3分 乗れない終電
7
「とうちゃこ」もう聞けぬ寂しさじわじわと 今やっと知るモテ男の訳
19
馬鹿げてるこの自転車を追いかけてわたし目指して走るのキミは
5
西向きに走る電車に乗る時は日光を避け座席を選ぶ
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