寒風の強し ビル間の吹き溜まり 集まる枯れ葉 秋の忘れ物
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消え残る畑の雪と霜と霧春みたいだと晴れた空見る/寒いけど
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雨催ひ靄もかかった冬の朝 奇妙に温ひ師走の日曜
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楓より十は倍する手のひらの プラタナスの葉枯れて別れを
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「またいつか」そんな伝言残す間に雨はみぞれに変わりゆく午後
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人間も所詮神様の消え物だ サクリファイスの人生模様
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君が食べ物で顔を作るときは家でご飯を食べるとき
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ねこたちの おみやげおやつは 買いました 旅するちゅーる ほかにも色々
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冬の陽に透けるカレンダー静かなり過ぎた月日の影の重なり
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白スズメ二羽と 黒々鴉舞う 小雨降るまち 何処へ飛び立つ
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落としたのは確かに金の斧だけどそれを言ったらだめな気がした
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福来雀ふくすずめ 寒雨かんうの中で 朝から賑やかね クリスマス会? 私も混ぜてくれないかしら♥
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貴女あなたを感じる朝にしてブルートゥースのペアリング オン
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ESで 何段前と 離れるか 瞬時判断 なかなか慣れぬ
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雪時雨 孤独ひとしお 胸を刺し 心の血ハートのなみだ 溢れかえれリ
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柚子玉と四つ割り南瓜買ったから年末に向けひとマス進む
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目覚めても 君のおはよう 来ぬかぎり 私の一日 始まらないよ
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解体新書は捨てたから ヴィーナス 愛されなかった僕を抱いて
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安売りの値段につられ毛糸買うも 編み辛過ぎてはかがいかない
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すやすやと 母と弟と義妹の寝息 主よ この眠りをを護り給え
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おそなえを まずは長女猫あのこに タヌ猫は おさがりもらい カリカリうまうま
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雨の音 聞きつつ今日も腹筋を 継続は力なりとぞ知る
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実家での宝探しはやめられぬ 智恵子抄とかでてきてバンザイ
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「おはよう」とあなたが笑うとこしえに続く朝日のごときまぶしさ
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おいおいおい思い切ったのっ込むなぁ攻めてきやがる小僧のくせに (言われたい)
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妻と行く買い物先を失念す そろりと探る 『遠回り』話法
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冬眠をする必要はないのだがあれもこれもと美味しくてつい
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この畳 汗と血と涙 しみこみて 狼どもの 古巣となれり
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苦しいと思えば苦しネガティブ人 楽しく越えればポジピの宴
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夢の色をした朝の中 好奇心のままに息を止めたい
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