青井まなこ
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二〇二五年一月二十六日から短歌を始めました。
一日一首目標に頑張り中。

隅田川 地下鉄の人波揉まれ 隣の顔を思い出せない
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センター街の雑踏にさまよう我らはガラス瓶の手紙かな
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晴天に世界記録級の跳躍見せてブーケ勝ち取る時代
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真夜中のシャワーの中の耳鳴りは君の泣き声 もう聞こえない
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一度きりなぞった祖母の生命線 記憶とともにザラザラしていく
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終わらないこのスクロールに句読点くとうてん 打ってくれた「ココアでも飲む?」
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「唇」を「ちくびる」と言うその声を屋根裏部屋にそっと閉まって
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缶詰にしてやろうかと日々恨むことがナイトルーティンになる
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言の葉の海を彫り出し歌を詠む 彫刻家にもなれる気がして
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日暮れ前テニスシューズの泥払いほどいた髪に光がいこ
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轟音の映画予告を終わらせた静寂しじまに響く 君の吐息が
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沈黙ちんもくのディズニーランド きびしいね、きみくにへの入国審査にゅうこくしんさ
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あざやかな過去かこもろともに 鈍色にびいろのすべて漂白ひょうはくしてまた明日あした
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土壇場どたんばことわりきれずけた 鈍足どんそくなのにあかのアンカー
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ホームドア まる瞬間しゅんかん ひびくベル 私をにがして スピードキャット
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遠雷えんらいおびえるきみかすかなこえで あの金色こんじきみみでてよ
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柔肌やわはだが「まだかえらない」と砂握すなにぎり 黄昏たそがれてゆくそらわたし
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おやすみと前髪まえがみでてはるやみ いつまでつづく 今日きょうもおはよう
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