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日曜日ランチはパスタピザもよしあの頃のように二人分け合う
5
頓服で落ち着いちゃうの。だからさあ、SOSも言えなくなった。
4
眠れぬ
夜
(
よ
)
「私だって」が止まらぬ世 誰も私を受け入れられぬ
11
長瀞場泳ぐ白馬を木漏れ日の灯りへ鳩は誘い待ちぬ
13
種植えて二日でぐんと芽が育つ小菊に胸は彩り揺れる
19
金色のコイン落として先行を決めるテニスは粋な決闘
15
キャンプ荷を乗せし重さを思い出しペダル踏み込む峠道かな
15
コバエらがベニカ噴霧でほぼ消えて笑みのこぼれるベランダの隅
13
艶めきのフリルドレスのゴデチヤの花に恋せし夏日の真昼
12
キッチンの脇の涼しきスペースへ移す苗らは暑さに弱く
15
一人打つオートテニスにラケットを投げてボレーの吾はマッケンロー
12
声出さず デモに到らぬ 日本国 執行猶予 あと
僅
(
わず
)
かかな
13
御FIFA 妙な裁定 異論なし 声も上がらぬ 日本国民
12
この
瞬間
(
とき
)
に 世の中核は どこにあり 俯瞰したりて 御身捧げし
12
果てもなく 続く問いには
真
(
まこと
)
あり 問いをなくして 人は消え去り
14
果てもない 問いに憑かれて 心病む 人の如きに 自然は触れず
9
規範をば 強き思いに 震えたる 真なる思い
真
(
まこと
)
の
ムジカ
(
音楽
)
9
伝統は 月の暈なり 呼びかけて 還ることなく 今目の前に
8
無音なく灯り途切れる事もない 安らげるのは夢の中だけ
7
虚言
(
むなこと
)
を満つるこの世におのが身をあざむき
昧
(
くら
)
す闇のしくしく
12
水筒や折り畳み傘持ってまでしなきゃいけない程の散歩か
17
ひまわりの才能がない 輪郭をふちどるひかりで泣きそうになる
8
この世には私以外に沢山の 呼吸と鼓動が歩いているんだ
8
訳有りて酒を飲むのを控えてる明日か明後日は梅サワー飲む
5
口にしたゼリーの味のイマイチは梅シロップの量がわからず
5
朝顔を買って鉢植え五年ぶり みごとに咲くも雨でうなだれ
14
ふと想う 貴女の笑顔 癒される パワーももらう 女神のようで
15
夜九時の 珈琲ゼリー 一息す 残りの仕事 あと二時間で
21
おかあさん! でんしゃはどうして はしってるの? 世界が少し 焦ってるからよ
4
完全食なんて色気がないと思う 老いは何より価値観に染む
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