博識の 知恵比べする スタジアム 勝者の手には 博識のスマホ
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展望と 歪んだ自分で 手を合わす 希望の片手に けがれが差し込む
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音楽のせんせが紡いだ物語 ピークを迎え チャイムで「えぇ〜〜〜」
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午前二時少し冷めたる湯タンポの 静かなぬくいだ き眼を閉じ
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核分裂 黒い瞳が 六個分 お玉杓子の 可愛さ備えて
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荷台には 辛さを抱えた 若年層 「わかっているよ」と 言わない同士
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十年も前に出会った人のこと 昨日のように想ふ真夜中
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帰り道 夕陽に背を向け 俯いて 今日も影は 私の鏡だ
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息してる 息してるから 生きている 寝てる親父の 鼻息を確認
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足湯しかできない日だって いいじゃない きっと朝シャンできる日もくる
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願い事歳の割には幼くて大好きな人と出かけてみたい
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わたくしは自慢するほど掃除嫌い新商品で気力を繋ぐ
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艶も出て長さで首位の棕櫚箒しゅろほうきちり取り要らずはトレループが首位
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自公国今年二月の新聞の見出しを見れば読めない未来/古新聞
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「長いのと短い物がありますが?」どちらも頼み後悔は無い ※ トレループ
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袖の内 覗き溢るる どんぐりか 落ちて割れたり 秋の展開
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家事のため掃除用具は進化するトレループには負けたクイックル
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布団内 秋めく朝夜あさよ よりと快
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目の下に メンソレータム 塗りこんで 夜通し遊ぶ 風来のシレン
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追い風が 帰り道には 頬撫でで 私慰める 向かい風に
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誰からも忘れ去られてここにいる そんな行く末を願ふものたち
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豆乳で溶かしたココアおいしくてもう冬なのかと思ったりする
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愛を説き信じた愛に殺された貴女への愛童話に咲かせ
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月砕く程の慟哭その果ては一掬の嘘頬伝うのみ
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スピーチで兄からすると妹は必要じゃないに拍手が来た
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大学も研究室も図書館も寒くないのに、家だけ寒い。
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そう怒るのは愛情の裏返しだと言う人に違うと言えた
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にんげんのことばがつうじないまちでにんげんとしてくらしています
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YOASOBIがあればいいよで済むような曲が流れるカフェで人を待つ
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太陽が瞼どころか全身に灼きついていて秋が短い
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