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年毎
(
としごと
)
にずれゆく 春の感覚や 皐月を待たず 散るや藤花
34
一万円崩すためにとコンビニへ 無事にSuicaで支払い帰宅
8
撫子や思い起こせば幼き日
市場
(
いちば
)
の競りにかけし日々かな
19
短歌てふ思ひと愚痴にザラメ混ぜあざとき衣の綿飴に似て
14
機微ありし 貴方の背中 寄り添いて 内なる想い 外なる禁忌
14
街灯が点く瞬間を見れたからまあ悪くない一日だった
8
ゲスに堕つペッシは懲りずに悪あがき糸は見切られ「
アリーヴェデルチ
(
さよならだ
)
!」
10
お日様に星の瞬き月明かり君の笑顔は天より高く
7
裁きの場 十二の眼は 曇りなく 人の
罪科
(
つみとが
)
量るや否や「十二人の優しい日本人」
10
西の空 雲を
茜
(
あかね
)
に 染め上げて 静かに暮れる 卯月の
一日
(
ひとひ
)
33
パッキパキ明滅してる彼女です
(
みかの原 わきて流るる いづみ川
)
いつ見きとてか 恋しかるらむ /027/100/中納言兼輔/ 下の句は1度も会ってないが恋しい
8
右の手に黄いろの風船左手に父の手あの子選挙のかえり
9
稜線に 沿って手の平 ほぐしたる コリもほどけて 呼吸は深し
13
気づいておりましたか我が肉体よ私が恋をしない人種ということ
8
登園を嫌がる君の手のひらにママは描いたお守りマーク
18
暗い波夜光虫共踊る海 銀河と双子の
宙
(
ひろ
)
いスペース
7
駆け引きはもういいからさ頷いて お願い、僕の負けでいいから
6
ホイップが苺に捧げるマリアージュ君と重なる幸せ層に
20
トランプ氏 筋金入りの 嫌EU
反
(
アンチ
)
米国 増える日本
11
想像はスカッシュみたいに跳ね返り脳の扉をバンバン叩き
22
人生の大逆転はクレシェンド実はとっくに始まっている
7
こんなにも先の見えない人生は初めてなの、と姫君の云う
7
枯れ花を残して咲いたユリの木は気流に上り緑と白に
21
ユリの木はまっすぐに伸び空を突き花はやさしく両脇に揺れ
19
マスクって瞳に星降る魔法だね歯ずかしいからタオルを掛けて
16
雨上がる 雲間に眩い光差し 立木の青葉 ふたたび輝き
18
もみじ見て!春の葉先に竹とんぼ紅く色づくトンボの羽だよ
17
陽を知らぬ 闇の底にて 息ひそめ 明るい未来の 道を掘りゆく お題「もぐら」
7
白波に舟の扇は射る者の
心
(
しん
)
に打たれて射る矢を迎え
23
ことのはのやさしき「ながみひなげし」のこころねいずこ毒にしあれば
16
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