この想い 姿を見ぬと 伝えたい  姿を見ると 伝えられない
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西にし拝み花散り果つるルドベキア 種摘むひとの背のかげの青
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秋眠も暁覚えぬこの頃は夜長を楽しむことも夢なり
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この場所に消えゆく君の痕跡が記憶もうすれ濡れもしない雨
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きみのため僕たちそろそろ終わろうか月夜の晩にハートブレイク
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ものぐさな人だったのにカップラーからカップ焼きそば派に変わり
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誕プレは何が欲しいに答える子よし分かったとあげない俺が
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にわかだと誤解されたくないからよ数年前のユニホーム着ろ
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航時機こうじきの夢はついえど残されし際立きわだつ人の目映まばゆ刹那せつな
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「お大事に」 「元気を出して」 「素晴らしい」 思ひを込めて 贈りぬ[いいね]
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弁士には野次の華こそ誉れなり 怯まず語れ昭和の刀自よ
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花ひとつ落ちにけれども時を待つ蕾にかかる雨ぞ優しき
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「この傷に謝らなくていいんだよ ずっと一生忘れないでね」
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大滝はすべてみ込みうなり上げねる飛沫しぶき彼方かなたの地まで
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大怪我し えぐれて途切れた 生命線 手相なんて あてにならない
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電灯で 薄い影が双方に バナナのように 裂いてみせたい
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マルクスも レーニン達も 失敗し 貧しき者は 路頭に迷う
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貧乏で 不幸な人と 共に生き 神と呼ばれた イエスに倣う
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幸せで 裕福な人 羨みて 何の恵みが もたらされるか
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この蜜柑可愛いねって幼児おさなごが笑えば今朝は温かい朝
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昔から 質素倹約 慎みて 清貧にして 貧乏暮らし
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幸いに 妻もあんまり 気にはせず 慣れてしまえば 貧乏暮らし
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友達を 欲してメール したけれど 返って来ない いつものパターン
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シェアしたい朝日の色を写メに撮りいまは日暮れのチリのあいつへ
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昔から 武士は食わねど 高楊枝 武士でなくとも 気位高く
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金を忌み 嫌いて侮蔑 したからは その仕返しに 貧乏暮らし
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貧富の差 気にするなかれ されどまた 神のみ前に 文句はタブー
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ふと見れば 借家住まいは 我一人 付いては行けぬ 収入格差
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とまります バスが完全にとまるまで核の使用はご遠慮ください
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雨粒を弾くその背は輝けり 翡翠ひすいと書いてカワセミと読む / 図鑑には翡翠と書いてあります
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