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機種変に時間と体力捧げつつ数年後をもう憂いておりぬ
20
折り畳み 胸に引き寄せ 脇を締め 帰路を急ぎし 子どもの列が
14
手も足も投げ出しぐっすり 無防備なきみの我が家はきょうも平穏
20
プレリュード
微笑
(
ほほえ
)
む彼女横に乗せアクセルを踏む愛の始まり
4
七月よ 外の空気は湿っぽく よく笑う君の夢を見たんだ
2
割り込みか 自己満らしく 鳴き止まぬ
躾
(
しつけ
)
の悪い 子供なのだな
3
初夏過ぎて 蕾緩みぬ ガーデンマム 窓越しの
愛猫
(
きみ
)
共に写りぬ
28
ゴールデン 今朝の出会いは ポム五ヶ月 我にじゃれし 垣根なき君
11
老後の備え 保険に投信 星の数 カネのなる木を育てることから
13
夕映えにきみの笑顔を浮かべてもグラスの結露がひと筋流るる
21
午前四時 毛布の端の温もりにきみの匂いを確かめてみる
24
草茂る一日三首創れずに昔の短歌ちょっと手直し
4
窓からの 森綴るほど 異国文字 白樺の中学一年生
3
だまされた ふりしてだます ひとがいて そのひとだます だまされたひと
3
身体中注射痕あり ぬくもりと神聖求め あなたに触れる
2
山の湯の露天に映る忍草
千々
(
ちじ
)
の想いの浮かび揺らるる
30
記念日に自由の女神の瞳から涙の雫海へ流るる / 7月4日
29
どんよりと雲立ち込める日の多き 心重なる梅雨前線
24
amime
14
指切った 俺の小指を 口にする バカやめろって みんなが見てる
2
丸二日 そぼ降る雨は小糠雨 野菜農家に休めと諭す
21
跪
(
ひざまづ
)
く夏の畑の少年の鋏閉じれば手にする胡瓜
13
七夕は二人の願い重ねた日また会えるよね一年待たず
5
思い出に溶けゆく日々の積み重ね 川に流れて丸くなる石
20
瞑想
(
めいそう
)
し
邪神
(
じゃしん
)
を
祓
(
はら
)
い
佇
(
たたず
)
めば きっと
何処
(
どこ
)
かに
辿
(
たど
)
り着くはず
12
「もういい」と 繰り返しても 返事なし 諸行無常 明日を夢見て
5
生きること 考えてたら 朝になる あとどれぐらいと 指を折る日々
6
真実が人の数だけある時は綺麗な嘘が心を癒す
7
宇宙とは? ガキの頃から 考えて 得た結論は 考えちゃダメ
4
石川町 関内通って 桜の木 散りゆく浜を 横目に眺む
5
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