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人なんて結局、全員嫌いだよ 温もり求めて恋はするけど
8
お手紙は何日までに出せばいい サンタさんの顔色伺う
7
傀儡師
(
くぐつし
)
は未だに僕を操れず「右往!ウォー!」と糸は絡まり
8
皆を責め 皆を咎めて 皆を見る 鏡は知れど 見るに及ばず
5
一年の終わりとそしてこの恋の、終わりが重なる十二月の夜
16
一億の「寒い」の言葉をよせ集め渡り鳥にして南へ放つ
11
虎の皮 似合うと信じ 風吹けば 間に間に透ける 痩せた誇りよ
4
吐く息の
凍
(
し
)
むほど 夏が 恋しくて 雪より白い
彼夏
(
かなつ
)
の雲が
10
諦めて待つことにした信号は
他人
(
ひと
)
には駆けて渡るものだった
5
ノリノリで ジャミロクワイを 聴きながら 料理は無理だ 床が動いて
4
肢体から涙が噴き出る そのような泣き方をして君を忘れる
4
たまたまさ でもたまたまが かさなると たまたまじゃない なにかになるよね
1
たまたまさ でもたまたまが かさなると たまたまじゃない なにかにならない?
1
たまたまさ でもたまたまが かさなると たまたまじゃない なにかになるよな
1
くだらない くだらなすぎて おもしろい くだらなすぎて おもしれえなぁ
1
善の名で 刃を磨いて 撫でてやる 血の出ぬことを 誇りに思うな
3
もう一度 会うかもですが 念のため 二回言っても 良い良いお年
4
人の輪に 声より先に 息があり 流れに触れて 名を置かず立つ
4
風の刺し霜光る朝到来がおもしろいほどわかりやすくて
5
都合よく 私を物と 扱うね 私は彼を ゴミと扱う
3
殺伐とした砂漠で君は雨水のようにたまって頬を濡らす
3
静かなる聖夜にひとり『夜と霧』読みて世界の平和を祈る
21
八朔
(
はっさく
)
がおっきな箱で届く朝 フライング気味サンタ姉さん
33
夫にもQRコードつけたもれ トリセツ不明で五十年過ぎ
34
人狼はいないが皆が「予言者!」と言い張るみたいな弊社へようこそ
6
小学生 遊んで帰って 宿題を する姿まさに 平安貴族
10
何度目のザ・マンザイをこの席で見たかと数えようにも冬
6
鞄から くしゃくしゃ原稿取り出して 夢追い人が また旅に出る
20
棚の奥 もち米みつけ 蒸す赤飯 湯気と香りに 気持ちほぐれる
13
薔薇色と
菫
(
すみれ
)
混ぜたる
揚羽蝶
(
あげはちょう
)
(
)
の 形崩して 逝く夕雲よ
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