退勤時 心だけ先に帰して ブルーライトの前にてくたばる
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曇ってるメガネ拭くのは後にする夏もあなたもかけっこ速くて
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辛い恋忘れるならば次の恋簡単そうで解けぬ難問
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鏡見て貧相になったダイエット痩せてはきたが腹へこまずに
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店名と ロゴが奇抜な パン屋さん 初めて行ったら 近々閉店らし
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校庭を舞う砂埃思い出すあんな凄いの二度と見れない
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自堕落な暮らしが生んだ苛立ちをそのままシンクに流して捨てた
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白線の上散る火花広げた手僕と思い出立ち止まるまま
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夏の海ハダシで駆ける君は波 未来が来ても褪せぬ輝き
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捌け口で記憶にはいない人でいたい プライドとマゾの共依存キモ
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得る前に失ひしもの みいつけた 棄てられし場所 想ひ出の故郷(くに)
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軽快にタンデム自転車こぐ二人カーブも坂も声かけあって
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花束をすべてキスだとした場合ファーストキスにあたるガーベラ
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水筒が入る鞄に変えようか散歩の距離を短くしようか
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アボカドの種にぱつくり割れ目入りぬ。鉢植ゑせしより一月(ひとつき)あまりで
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おはようと 挨拶交わせば 茄子キュウリ 我に手渡す おばちゃんの笑み
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この部屋の蜘蛛は髪の先ほど小さくて 今日も空中ブランコ
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弁当のプラスチックの空っぽが居座る 色気なく転がって
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木漏れ日の下に立ってるカマキリに小さな鳥の閃光一つ
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葬儀にも行けざりし友の命日を 生きて迎へて詫びつつ暮らす
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数分で 過ぎる一年 帰れない 約三百の 紙がそこらに
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Utakataの 投稿作を 読むたびに 想像の旅 巡りぬ一日(ひとひ)
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交点が 過ぎてしまえば 戻らない 二つの直線 ただの自明か
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白むほどの土砂降りさえも厭わずに吾子を迎えに行く父心 /次男を駅まで
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家猫に 四季は存せず 野良猫に 暑い寒いの 夏冬がある /ねこ母CAT氏に
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おみ足の 静脈 心の臓に継ぎ 全(また)けき命 見れば哭かゆも
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脇ぐりに 覗きて見ゆる ブラジャーの 白さ眩き 夏は来にけり
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万物に 引き合う力が あるらしい 私とあなたも 反例ではなく
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貴方から 受信したのは 数(すう)ビット 俺の宇宙は そのうち爆(は)ぜる
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タスクキル 何度開(ひら)けど タスクキル 指は静かに 反復横跳び
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