ヒグラシの月に向かいて歌ううた 黄昏時に切なくひびく
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一階と五階で だいぶ気温ちがう 夕焼けの名残 あわきパープル
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たそがれに 街影遠く 君は来ず 待つほど遠く の恋の夢 
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あぜ道のエノコロ草はみのりゆれ かの日のココに手招きをする
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コンクリに打ち水散れば甘露なり 蝶集いてはいのち吸う午後
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『申し訳ございません』を登録し連連連打 口から射出
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週末に一口分の無軌道をシートベルトで捉える檸檬
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在りし日の片恋は春 彼に似たちょいワルキャラに 想ひ出重ね
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恋しくて気持ちあふれて柵越えてノウゼンカヅラ届くといいね
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エアコンの中じゃ西瓜も味気なしパック入りならそれもなおさら
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腰痛にも ピンクのイブは効きました 一時間ほどで軽くなりました(ねこ母、不正出血?今月2回目?の、3日目)
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カタカナで書かれた自分のフルネーム他人の名のような違和感がある
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大地主の田んぼをも覆う夏空をちっぽけな私は待っていた!
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炎天下 ひっくり返る カナブンと 何度も起こす 汗だくの私
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桃の香が ページをめくる 7月の 僕の歳時記 夏が来たなと
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すね毛にもひとつひとつのドラマありちぢれていたりへたりこんだり
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ウイルスが居心地良さに居座って退いてくれない、この老体から
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さくさくと 歩いてないで 耳澄ませ 野良ニャンたちのSOSに
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イライラをぶつける相手がいないのは幸か不幸かどっちなんだろう
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溶けてゆくチョコミントの色不自然なあの夜いた嘘のよう
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窓外のソメイヨシノを見続ける炎暑の夏の午後のすべてを
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生かすこと医療費の発生それしかり患者は心と金の重石おもいし
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この国で認められない苛立ちをぶつけられない『安楽死』制度
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この門の外に苦行し居続ける故に生起すもの確とあり
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パツパツと皮の張ってるトマトには夏の光が満ち満ちている
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些細ごと 母とけんかの 夜が明けて 弁当のってる 目玉がひとつ
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エアコンが効きすぎるんで長袖の部屋着で過ごす腰も痛いし
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くんだね いつか見た 夏空の下 目も合わせずに もうくんだね
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ロリポップなんざ くわえて歩くから よけい子供に見られるんだよ(笑)>美容院後の斜向かいの焼肉屋で、くれたんだもーん😸
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我が母校また勝っちゃて来るだろな一度も出したことのない寄付依頼きふ
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