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冷蔵庫 ひと夏過ぎし 水羊羹 豚汁とともに 我の夕飯
12
じいしきの コントロールが よわくなり 無意識ないよう あらわれる、ぼけ。
7
年齢を受け入れるための準備中 どうあがいても逃れられない
7
旅立ちの時、ひそやかに砕け散り秋止符を打つ君はチャンピオン
5
都会では僕は名もないのっぺらぼう 地を這いずって蛇穴に入る
7
連絡はなくたっていい、来月は今よりすこし、しあわせでいて
6
一冊を選びなさいとスケジュール帳はかわいい顔して並ぶ
21
頷いて 知らせてくれるね
世界
(
ここ
)
にいる たとえ言葉は 出なくとも
10
日々苦悩 勉強不足 嘆いても 今やれることやっていくだけ
7
西へゆく雲の流れを画用紙の隅に描いて君進路決め (折句 肉が好き)
4
またやった内訳読まずクリックしそして余計な在庫が増える
6
朝たべた柿があんまり熟れてなく トースターにて残りは焼き柿
4
ハロウィンに かぼちゃスコーンをしたくなり かぼちゃパウダーと板チョコを買ふ
2
食卓に並ぶ果てしない死が足元を支える果てしない星
2
バイシクル
(
(自転車)
)
風に押されて すっ転ぶ 勢いそのままドミノ倒し
6
シュークリームいっきに5つ食べるゆえ逆三角形の男になれず
8
たまにはねご褒美だよとワイルドな ステーキ食べる君の微笑み
5
日傘差す 小春日和と言うよりも夏の名残りと言いたげな
晴天
(
そら
)
に
12
定年無き職場で引き際 如何せん 年上ナースに まだまだ!と背叩かれ
11
喜びも哀しみも吸ってこのスマホ余力まだありアップデートす
16
やられても うれちゃってたら いえないし なんかいあっても ひがいしゃひとり
7
鰯雲気になるのかな屋根の猫降りてきなさいホンモノあげる
11
カチャカチャと 日焼け止めと 朱夏の日と どちらが先に 底着くだろう
6
柿
椀
(
も
)
ぐと木に近寄れば鴉襲ふ 俺のもんだ渡さんぞと
5
入梅にニュルンベルクに入定す入道の眼は柔和にくもる
3
「あ」と言っているのだろうと後続のヤリスの口はチラ見て思う
6
ズルズルと 新作ラーメン 啜りあげ これもひとつの 生きてく証
5
ゆるゆると 羽衣重ねていくように 丁寧な暮らし 積み上げていく
4
白鳥とアヒルの区別がつかない子 塾より先に動物園は?
6
ベランダで小さなとかげ遭遇すのんびりな子で写真おさまる
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