のろくとも牛の如くに一步づつ前に運べば至る桃源
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最上川河口の中洲に白鳥は群れなし降りくる黄昏時に
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最初から大人でしたというような 顔をしながら品川の昼
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満員の地下鉄スマホ乗せ走る 君とわたしの抜け殻置いて
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赤靴−はぁいてた−おんなの子 そのごは知らない波止場に時雨
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我が母は刈田のあとの田螺たにしとり殻剥き味付け飯台飾る
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実は食し根は掘り上げ煎じ薬 秋を色どるからす瓜の紅
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手帳書く文字がぼやけて見えてくる 不便さを知りひとつため息
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カメムシの季節よ早く過ぎ去って 外干ししたい時もあるのよ
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あんよ同士 そっとくっつけ 窓辺のねこ ふたり長々と 野性とは何
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ホットミルク 妙に熱くなる時がある レンジが古いか 妖精のイタズラ
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1人待つ 感応式の信号は 気づかぬフリか 一息つけと
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液化から戻りし猫の毛繕いその足ピンと良さげに伸ばして
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ケニアより 来たる深紅の バラ一輪 花宅配たくはいを経て 我が家にて咲く
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新聞に載ってる人を緑にしみんなハルクにしていく塗り絵
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ディッシャーで えぐって丸めた心です 苦味を消して 差し出しました
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鞦韆ブランコは 秋の乗り物 孫揺れて 砂場の横に 長き綱影
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朝夕ぢょうじゃく長夜ぢょうやはわずか調伏ぢょうぶくされ地府ぢふの閻魔は帙簀ぢすをひらいて
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この体全部使っていいからあなたが死ねない理由にしたい
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指先が震えてるって伝わるよ君の瞳の運河がひらく
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いなくなればいいと思うがいなくなればそれも大変ボケた姑
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自白する罪がないのが残念に思えるような断崖のふち
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風寒しカサブランカの球根をすれ違う夫と深く植え込む
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ミステリー読む友達に犯人を教えてあげる親切なわたし
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人間に溶け込むために百均でハロウィングッズ買ってるお化け
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足音とドアを閉める音 怒鳴り声 すべての音に殺されて死ぬ
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🇺🇸話題作、コカインベアー、あまりにリアルすぎるのと、日本のヒグマにありえるので途中退出😢
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始発は🈵立って坐禅、今日を憂いて、まだ夜は明けず。ち〜ん
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チャンピオン、いい日旅立ちももうきけないのかぁ合掌
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