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等量のインクで書かれた二と十を異ならしめている、これが意味
0
モノレール 終電の窓から街を見下す閣下ごっこで帰る
1
ぴかぴかのサテンの空が穏やかに秋の岸辺にたどり着く時
10
「ふたりひとくみになってください」は一生解けない呪いの言葉です
4
体育祭終わったあとの白線を踏みつぶしながら余韻に浸る
3
この部屋はぼくの楽園ぼくだけが知るバランスで保たれている
7
昼休み君を見つけて立ち止まる 「よう」で終わらせたくはないんだ
3
部屋のすみ古いスマホと君の写真 想い出せない会話があって
10
秋の陽は優しいよ 澄んだ目をした女性が 日傘をさして バス停で済ましていたよ
2
人魚の尾は肉か魚か あの店のチラシは今日も艶艶ひかる
2
否みがたい実体として標識の支柱が並んでいる道の脇
1
四畳半の砂漠の中に我はいてゆるやかに死ぬ痩身は銃
2
恋人にだけ耳見せる世界では耳のビデオが売れると思う
0
席替えで一番前を引いたけど私の後ろ推しだからいいや
4
山上の祠見下ろす川の
辺
(
へ
)
に遠く呼ぶ声あれはあなたの
8
てのひらの炎大空高く舞え心の澱と願いを乗せて
3
体育祭終わったあとのクラスLINEアルバムに増えるキミの笑顔
4
薄暮れにひとりぼっちも儘ならずだあれもいないぼっちの僕が
3
暮れてゆく大きな太陽西の空じゅっと音する昔ばなしよ
2
今朝買った205円の砂糖水俺の体を癒してくれた
3
花柄の布団カバーの野にダイブしてまだ遠い春にまどろむ
6
空の旅秋の鰯雲がゆくその雲影に我は憩いて
2
きみ宛の送信ボタン押す度に身投げするかのような気分だ
9
青らんで秋の陽は差し、あれも、これも、ああもう在るってことにしとこう
1
コスモスと柿とススキと鰯雲秋揃えの夕日去年も同じ
0
山上の祠見下ろす川の
辺
(
へ
)
に生命の群れ風の呼ぶ声
5
はやあしで自転車を漕ぐどこまでも行き着く未来きみに幸あれ
1
秋声の登山の一言「やくやった」さざ波のごとく鼓動が響く
3
カーテンを引くように目を閉じたとて中の自分が見えてくるだけ
4
キリストの像を一瞥して君は痩せてて喧嘩が弱そうと言う
4
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