夜野まど    フォロー 2 フォロワー 6 投稿数 62

夜の感傷と一抹の寂しさ、それから道中での思いつき。

沈むもの君が傷だというのならわたしの浮かぶこれは何だろう 

恵まれたこと言い訳にして生きる未来はいつも今日だけがある 

鏡中を覗くたび吐くため息で、曇らせはせど白い歯は無く 

生まれた分この時代がいつまでもいちばんとしてこの心留め 

平成というひとつの時代にたくさんの未練と人置いてく 

ああ終わる終わりが来るのもうすぐにでも思い出は消えないといって 

いつまでも自覚などない思春期に連れられ明日がわからず迷う 

I LOVE YOUねえこの唄が聴こえるか?いや解らないならそれでいい 

はじまりの日だった昨日のことばをまた一年間抱えて生きます 

おめでとうその一言で救われます今日という日の祝福でした 

はじまりを誰にも言えずに抱えて生きた知らないままで終わった 

久々に心底ほしいと思ったのに本屋には置いてなかった 

きみをみるのがすきでした夕色の来るはずだった明日がほしい 

あまりにも早すぎた別れだと思ったよどうしてあった隠し事 

今までに言われたことが過ぎる午後こんな形で知りたくなかった 

やるやると嘯いたまま過ぎてゆく有限だとはわからぬままで 

後悔をいつだってよく解ってたそれでも残る課題の山よ 

また明日と何の気なく別れ際に吐く無邪気さよ明けよどうか 

明日ゆくためあるいてはきたの星に誘われてただの一度を 

いとおしさ振りきれそうな心地でも思ったよりも伝わっていない 

春先のほのかに笑んだあたたかさ それは昼時の微睡みに似た 

悲観して貶して沈むようなひとくるしいだけで生きてはゆけぬ 

うまれると知っていましたきみのこと〝 ソレ〟とは別だが気に食わない 

とおいよる逸れたあの日窓のそと気付けばきみを思って耽ける 

まじないとのろいの区別がつかずに解いてしまった今は亡き愛 

愛だけは夜のぼくすら救わない そう知るために一生を賭す 

沈めない死にたくはないそれでもと足掻いて伸ばす『て』の醜さよ 

コンクリの雨で満ちたる凸凹にひかり透かせば花火のやうだ 

さあこれで名実ともに春が来た 一週間後せまる卒業 

一文字辛いに足せば幸せになると言えたら幾許の祥