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常温で流し込むストロングゼロストロングゼロストロングゼロ
2
ウィンドウを開けばここは一面のみっくみっくに土砂降りの星
0
死ぬ予定しかない犬である我ら舌を垂らして都市をうろつく
1
「あぁそうか、今年もあと〇ヶ月だね」だけ繰り返し終わる人生
2
静けさの結界いっしゅん解くように咳払いする展示室B
7
一人居の祖父の裏庭わっさりと今年も葡萄ずっといきてて
8
まるい虹かかればみんなペンを置き窓に集まる子供の目をして
8
ふて寝する
猫
(
きみ
)
の毛皮いぶされて腹をもふれば除虫菊の香
1
シマシマのチェックスカート座布団の上でゆるゆる座り居る客
3
失った生身の影を探しつつ人格データのさまよう未来
1
目薬を
注
(
さ
)
してぼやけた街の灯とスマホの光はどちらが遥か
0
秋空の青と物干し竿の青どちらが青いか比べて背伸び
1
サークルのトレーナー君に着せた日と同じ寒さの鴨川の秋
0
想像していたよりもずっと透明な裸足 花というより焼き物の白
3
あの空気が好きだっただけ だって俺タバコ吸えないし酒飲めないし
4
まだ痛む
1.2
ミリの致命傷きみはとどめをさしてくれない
2
私たち魚に生まれ変わっても海に溺れる魚になりそう
1
夜の秋こんな気持ちはもういいよ青の侵攻、脈打つ米噛み
1
真っ白な スケジュール表 ああ今は 夢見ることすら 許されないのか
3
すれ違う男女が遠い。地球外生命体だ、私はきっと。
4
なおらない寝癖を冴えたアンテナにして聞く弾む秋の足音
8
水羊羹 青年の顔 赤くして食べぬ
1
シナモンのかおる朝にも限界があるって知った 一日二錠
3
泣きながら別れを告げる君の声 それを支えるスマホスタンド
2
山上の
社
(
やしろ
)
を照らす月光は吾の子どもの心の
子守唄
(
ララバイ
)
3
ねたふりをしている耳にかぜの音われの内なるこどもふるはす
2
死は作品ではないはずだ文字列で存在をかき消してから死ね
1
ぼくたちの出番だ空でほのぼのと秋の行進するひつじ雲
5
此岸から見えぬ彼岸の想い人ふと追憶の君の声かな
1
なんかもう在宅と株とマンションで雑に稼いで猫と生きたい
2
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