青春や JKなどは 名ばかりで 相応しくない このニキビ面
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さき靴 ひで座席に 乗りし子は 車窓に見入り 旅路の真夏
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夜を裂く 七色の花 簪に 浴衣纏った 君の眩しさ
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君が居ぬ 夏祭りなど 意味もなく 花火の音が 心底を突く
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六ヶ月むつき経ち 酷暑の日々に 想ひたり 虹の橋では 涼しかるらむ
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耳栓で知るは風の音ごうごうと 見えぬ手揺らす知らぬ周波数
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ふりはらう 女の髪の 仰ぐ香に 吹かれて私 脇役と知る
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増えてゆく未来の約束は無責任 「今年は淀花十月だって!」
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明け方に薄ぼんやりと過ぎゆく刻や 静かに朝へ染めて
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沈黙を続け止まないアーティストファンの気持ちも汲んで欲しいわ
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人間を思いのままに操れる巨影描ける夏雲の果て
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ツイートのはじめの一歩 うたかたの三十一字が 終の住処に
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瀝青に日傘の影や五角形 その面積の熱から逃れ
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麗しきロングヘアーの手弱女よ 美しいけどさぞや暑かろ
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お昼 なに食べようかなぁと 冷蔵庫 順番的には梅干しキムチ
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ほんの少し頭が重いといふ母に 問答無用で「バナナ食べてイブ!」(LINE電話にて遠隔操作介護)
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蜘蛛くもは殺すなだっけ夜だっけはげんでくれろ蝿取りの蜘蛛くも
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白Tを 気取って着たが 肌着です? マジックで書く グッチ&セリーヌ
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未来のAI 気持ち読みとる 炊飯器 金欠そうねと 梅干し1個
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つかみなき浮世のつらをしなやかに穿つハーケン三十一みそひとおん
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希望なく、常に苦しい、我がこころ、ただ時間だけ、食いつぶすなり
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赤青のヨーヨーならぶ風呂場からきこえ来る声祭りのなごり
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メタなのかネガティブなのかケンコー(兼好)はよろづのことよそながらにみて
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来し方と行く末をさへ思はねば 苦しみもなく哀しみもなく
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いいねは 風か震えか 伝われば きえてしまう 線香花火
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転校生の透明バッグに入ってる透明ポーチの中の隕石
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カーテンを開けようとして猫踏めばつんざく悲鳴 思わず歌う
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朝八時二階の掃除機起きろよとまくし立てるしやっと目が開く
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花の名が どれが何かは 分からねど ただ美しく懸命に生き>朝散歩
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テレビ体操 みんなのうたの 傍らで ねこたちスヤスヤ 旦那もスヤスヤ>起きてたの、ねこ母だけ(笑)
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