Utakata
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夜空
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幼い頃から、短歌や俳句、詩集を読むのが好きでした。
自分で詠んだ経験のあまりない高校生です。
不束者ではありますが、温かく見守っていただけると幸いです。
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膝寄せて 線香花火 散る川辺 遥か彼方に 遠のいて夏
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窓越しに 目が合う笑う 時が止まる 今日という日が 思い出になる
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大切と 呼ぶには少し 遠すぎて 忘れるにはまだ 近すぎる人
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誰とより 君との景色が 一番で 恋と呼ぶには 大切すぎた
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願いごと まだ手のひらは 憶えてる 君の願いは ちゃんと叶うよ
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舞う雪が この街の空 飾っても 思い浮かぶのは また君のこと
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日常の ふとした場面で 幾度も 好きになるのは 地続きの君
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溢れても 持て余すほどの 夕暮れだ 言葉よ喉に つかえて消えて
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街灯の 灯り滲んで 息を吐く もうじき此処も 過去になります
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寒空に 一人改札 抜けた朝 ここにしかいない 君にさよなら
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花霞 急行列車が 遠のいて 遅めの春を 君と見紛う
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何を追う 君でなくとも 清らかで ただ君はもう 自分を許して
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君といた あの日の風が 風鈴を かすかに鳴らす 君に会いたい
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水音と 裸足の夏を 後にして いつか僕らは 大人になった
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見覚えのない並木道 遠い空 肩に触れるは 春風だった
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授業中 窓際で二人 吹き出した 世界が少し 狭すぎてた日
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夕暮れに 染まるいつもの 帰り道 君の笑顔が ちょっと痛かった
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君を待つ 街灯の下 吐く息の 白さを知った 十四の冬
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風の音に なぜか苦しくなる胸も 色づく頬も きっと夏のせい
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一歩ずつ 君との距離が 縮んでく 過ぎていく日々 各駅停車
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気付いたら 雨が降って いたんだね 並んだサンダル 澄んだ息する
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今がまだ 未来であった あの春に ただ君だけは そっと微笑め
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この想い 気付けば崩れる 距離ひとつ 名前をつけず 終わらせた春
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飲み終えた 川沿いに光る ラムネ瓶 水で満たして 夏が弾けた
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さよならの 言葉吸い込む 皐月の空 また多分君の 夢を見ていた
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じゃあね、って 手を振った君の 背は遠い ひとり教室 あまりにも恋だ
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君のいる 朝まで少し バスを待つ ただ君想ふ 頬に春風
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窓覗く 君の街にも 積もるかな 雪よ舞え舞え 想いよ届け
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背は伸びて 各々の向きに 咲くひまわり 天までとどけ、 一、二、三。
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通学路 やけに小さく 見えた秋 こんな風に大人に なってくのかな
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