一年の辛苦に耐えし老い梅の蕾つけしがヒヨドリの
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僕たちを繋いだミサンガお互いの左足首結んで切れた
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思い出の1フレームに君がいて無意識のまま覚えたままで
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ビル影の日に日に際の目立ちゆく春告草のやさしきにほい
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買ってから何十年も経って知る家電製品機能あれこれあれあれ?/こんなこともできたんかい!
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さあこれで何でもできる無敵だよ悲願が叶う今がその時/早く!早く!
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僕たちは繋がる星座 遠くても届かなくても友達だ
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風景は 日々変はりゆく バス停の 落ち葉の数も 通る車も
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オレンジに背を染められし 縁側で編む手を止めて微睡む午後よ
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昼下がり真ん丸お目々で爪をとぐ貴方に一矢報いるために
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国超えて 流れ込みたる 黒雲を 息吹きかけて 払い除けたり
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凍りつく花に日光煌めいて 極寒ゆえの美しさ知る
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おだやかな三寒四温の道すがら赤マグナムをひとり飲むひと
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飛び降りた 誰かの血痕消すために 俺は働き ああ褒められた
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円安で物価は必ず上がるだろう 金持ちだから へいっちゃら?
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消えたくて それはダメだと 君が言う 君のいない世を 生きているのに
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佳き日にはぐるんと街を散歩して犬に吠えられ雪にも降られ
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遺言のようにメモ貼る『十年後電池をかえる』シャッターの上
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黒猫は暗闇の中欠伸する貴方はいつも病室に居る
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味噌汁をよそってまずは声をかけご飯をよそう湯気も添えたく
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敷マットぐるりテープで止めてみる 妻褒めていて…空の青さよ
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ビッグエア あの高さからの回転に 魅了される我 高所恐怖症
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梅が枝に降りし小雪の消え残り目白しば鳴く小さな声で
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降りしきる 雪の墓参り 雪だるま 2つ作って 父母にお供え
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両の手で おかおをかくし ねむるねこ まぶしいのかな でんきけそうか
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夢の中 旧い手紙を かき集め はつ恋おもふ 中学の頃
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如月の 宵空凍てし スノームーン ゆく人影に それぞれの月
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今日もまた納豆もやしを並ばせて財布の底の静かな反乱
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鶏か 卵が先か SNS 真偽の行方 吾も問われり
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ひむがしに日はまたのぼり冴へ返るコンクリのうへメジロ目をとじ
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