今もなほ若人斃るる遠つ国 蒼穹の暮れに祈るほかなし
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真夜中に 車椅子押す 吾の肩に 夜風優しく 追い風になり
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不随意な結婚でもしてコミュニティ ゾンビが来たら最高なのに
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月一度集う歌人のかんばせに心の動く吾のならひなり
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歌よみ鳥集いて唄うは花のこと花花しくも華々しい
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寝ちゃったの まだ寝てないよ 寝ちゃったの まだ寝てないよ ……寝たのかよ!!
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歌会に集う佳人の笑まふ顔吾も釣られて破顔となりぬ
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ブルボン朝壊したからとてフランス人 国家の誇り国体は変わらず
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お腹鳴り 今だ! とすぐに壁を見て針が直線やっぱ6時か
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配食の到着待ってもう六時 吾が許せど腹が不機嫌
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ナントカのナントカさんのといふ類(たぐい) カンムリ番組好きにはなれず
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世間では ワールドカップで 盛り上がる 我ら準備す アジア大会
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ikiru
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我ニャーと問へば 猫ニャーと返す 猫語たりしや? 否 国際語
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入れるとこわからないので悩むのが無党派層と小野小町だ
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想い出をひとしきり聞き母の言う「もういいわ」待つ実家の片付け
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不満屋を暖簾分(のれんわ)けした過去あれど今は希望の卸商人(おろしあきんど)
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寝室に 静寂拡がる 月夜かな 宙(そら)の褥(しとね)に 抱かれており
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いい人をやめたもん勝ち知ってても自由になれぬ勇気の無さよ
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俗界の 表と裏を 分断し 昭和百年 迷走したる
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摩天楼立たむ槌音(つちおと)ひびく街仰ぎしは上京の日の空 眼裏にあり
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水面ゆく 風の足跡 見送りて 耳にひそかに 幼稲のさざ音
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歌会に歌を作りて三十余年吾も老たり九十五歳
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詠むほどに難しくなる短歌かな五七五と数えて折れて
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ふんっ、なんの軽井沢 拝外主義のハリボテの町(だが好き)
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不思議なり長野の田には墓はなく 富山の田には墓は守らる(民俗学的考察)
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田のあぜの墓標が守るこの国の 成り立ちを知る車窓で呑む酒
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一回戦コールド負けと共にある汗と涙も後の財産/高校野球県予選
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物からの 立場で歌を 詠んでみる 面白いかな 伝わるのかな
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三十年ぶりの友と並びてバスに乗る笑えば昔の顔にもどりぬ
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