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風誘ひ夏を予感すスズランのささやき歌ふ白き妖精
37
上空の
颯
(
はやて
)
に雲は流れゆき 淡き虹の輪を放つ月光
31
天井が回るということ比喩でなく体現した朝五時のこと
12
春麗ら 予定も無い日を 子と過ごす ありふれた日々 いつもの笑顔
14
風薫り妻には妻の予定でき子どもとべつで集うママ友
16
にょきにょきと 立派なアスパラ顔を出す 心と身体に 元気をチャージ
16
朝はずむリズム楽しむムトテトキ微笑む太陽フレアを放ち
17
不機嫌は その人自身の ことやから 気にしなくてええ ほっとけばええ
14
味つけはせめて日毎に変えたいの今日は酢味噌で明日はごま和え
18
間延びした カラスのやかまし 鳴き声で 起きたくなかった
5
時
12
分
14
春の蝿惣菜ケースに居座りて 鯛や平目の龍宮の夢
32
出征す 父の弁当 ねだる子の 手に握らせた 一輪の花「一つの花」
10
美女を乗せ発奮したのか我が愛車奇跡的にも一発始動
9
耳もとで 頬くすぐる君のヒゲ あったか吐息がしあわせ運ぶ朝
17
舞い降りし三十詩徒は星の意図ルンルン弾む春の
泡華
(
あわはな
)
11
腐れ縁憎まれ口と減らず口破れ鍋一つ綴じ蓋一つ
17
薫風に 揺れる藤棚風に乗り 甘き花の香ほのか届けり
28
造らずにこぼれるものが笑顔です言ノ葉一つ忘れじの愛
10
目を開き明るむ空に雲流れ 烏が鳴いて私が泣いて
7
外来をすませ医局で一服し「一日一首」に生き甲斐おぼゆ
17
春探し瞼開く君こそが春 淡桃色に瞳染める君
7
AIも 人の知的な 熱が在り 吾の問い掛けは 既に愛かも
22
へんじかない おきているのか ねてるのか いきているのか しかばねなのか
5
IF文で TRUEとFALSEと LOOPする TRUEが出ても NEXTできない
5
通り道 見知らぬ花に 歩を止めて 香り無きけど 香り満ちたる
14
少し前切ったつもりの爪伸びて大相撲終わったばかりじゃないかと思う
18
テリトリー 出没時間 分からずに まだ五合目の クマさん対策
14
松本城「昔、石垣登ったなぁ」大らかな世のBANな思い出
13
これが良い あれは悪いと 天の声 もういいだろう 好きなもの食う
15
お互いに 計算外と 言いながら あいつどうした? アイツどうした?
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