赤い花咲く頃そっと手を合わす心はあなたにありますからと
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春忘れ芽吹きを忘れしおれゆく市井の一票どこかに消えた
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ユリの木は枯れ花つけて空に立つ春を忘れずかすかな芽吹き
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夜は影がなくなると思ったら 夜っておっきい影でした
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シャッター。ぼやけた月やくたびれた街の美しさとか仕方なさ。
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在りし日の夫の口癖「まっいいかぁ」 わたしが受け継ぎきょうも前向く
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いまはまだ「他国や財務省のせい」 やがて言い出す「国民のせい」
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考えの角度を少し動かすと「×」バツ「+」プラスになりうるからさ
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ウソついたヤツだけ悪いとも言えぬ ギャンブル詐欺と選挙公約
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これならば俺でもできる政治かな 他責思考とウソと恫喝
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お互いの幸福しあわせ想い過ごす日々 平穏であれ健やかであれ
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世界一周夢見てたけど エリア狭まり 今は満喫プチ電車旅
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「友達と遊べるのって最高だね」 公園の子よ どうかそのまま
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雨粒が車のルーフを敲つ音は 冬の終わりを告げる調べに
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抽斗ひきだしを整理整頓 混沌こんとんす思考と共に 心整ふ
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兄弟子の悲壮な顔を見たくなく 討論の場を宰相は避け
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兄弟子にとどめを刺した宰相は 薔薇付けるにも笑みは浮かべず
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人並みに悩みはしますただ持続しないんですよそれが悩みで
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言の葉で 人を傷つけ 傷ついて… そんな私を 変えた「遍歴」
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「子供っぽい」思われたくないでも相応に 可愛い服も着てみたい
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手が届くきらめくものにそんな夢 覚めたら天井と散らかった部屋
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残雪の遠くかすむは夢の中 球宴いまかと ふとテレビを見る
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秋は熊冬雪下ろし夏熱暑春なんだっけ防災無線
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冬と春繰り返し来るこの冬はまた雪解けてもう冬要らぬ
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生活の生産者たれ我が子らよ 一筆足すなら創作者でもあれ
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クリスマス以来の雨に傘さして明日は通院買い出ししとかな
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詠んでいく自信はあなたに譲ります 悔やむことなき空蝉の泡
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君と僕詠みきれぬまま返却日『あなたとわたしの短歌教室』
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如月の雨のそぼ降る 休日よ 友は映画に 我はおこもり
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コロコロと枝先につく蕾こそ不意に私の目を奪いけり
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