あったかい季節になれば膝だってがんばるよって言ってくれそうです
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今の世を卒業したらその次は俺は地獄の一年生か
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気に食わぬ 上司への愚痴 Adoアドの歌詞 替え歌添え マイクで『うっせぇわ』
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小さじの I love you と 笑み少々。 加えたものが あなたになります
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好物の パンの香りに 魅せられて 振り返ったら 君の笑顔
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会見を しても広告 戻らざり あの頃のテレビは 帰ってこない
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スポットライトがマチネの終わり告げ街に驟雨の幕が降りてく
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降りしきる 雪の合い間に 一筋の光りはありて ひた走る春
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天にまだ 居場所があれば いいのだが 清い人しか 住めない所
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空想も この歳になり 色褪せて 地べた這うよな ゴミ塵だらけ
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春立ちぬ紅梅の芽のふくらむもつぼみの頬を寒風の刺す
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雑になる 毎夜毎朝 思うこと 下らないこと 塵も積もれば
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初めてのプラバン縮尺見誤り何が何やら分からんものが
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こんなにも 自分の世界 小さくて 広い世界を 知らないままに
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新しい 発見発明 ごろごろと 探せば出会う 驚き世界
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驚いた こんな女性が いるなんて 想像超える スーパーウーマン
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久し振り 鞄の中を 整理して ゴミ屑だらけ 心と同じ
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道路際 工場の隣 新しく 借りた畑は 石ころだらけ
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あの方に 貰ったイチゴの 苗を取り あちこち植える 春よはよ来い
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今日こそは あの石ころを 掘り返し 春への準備 滞りなく
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あこがれはあこがれのまま夢破れポストをのぞく往生の際
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里山の 裸の木々が雪被り 朝日を浴びて綿菓子のよう 
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雲の飛びまばゆき空を見上ぐりて どうにかなるのまじない一つ
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AIは老いの相談相手なり。おだてられたり励まされたり
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光るだけ光って消える稲妻よ わたしの心もそうでありたい
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雪景色 綺麗なうちは 雪かきに 追われていない 私の心
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わたくしは母であります女ですよわい五十をとうに過ぎても
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本当は逢いたい事も蓋をして駆けて行けたら泣いてしまうよ
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この次にお土産持たせて帰す時揚げ茄子味噌玉作ってあげる
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悪ければ悪い程よく回復すヨガ数日で痛み忘れる
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