ほほそむる 訳や知らねど 花火にも 映らぬ色の 面映おもはゆしやな
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肌寒い朝を迎えて思いやる鼻垂れ小僧にささくれ娘
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困っちゃういつもあなたが握ってる私のミサイル発射ボタン
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秋の雨愁いの雨にたとえられ心の隙をつかれぬように
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宝物隠すがごとく球根を土にうずめて冬を迎へり
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大好きな歌のリストを流しては我が年表の復習をする
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秋の雨窓の外はモノトーン溶け込んでいる眺めてる我
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さそり座が最下位だった今日だけど なんてことない平和な1日
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コロナでも出かけられずに今度熊畑に行けぬ街にも出るし
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鈴のよな声出し鳴くやすゞ虫は秋の夜長を我に教えし
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私が今日 風邪で辛くて 休もうが 模試のある日は やって来るのだ
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ハロウィンの無駄に明るき喧騒はバレンタインに敗れしむれか/いや、老人のひがみです
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晩秋に毛糸の帽子載せているそんな画を観る自分を見てる
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会うたびに死ぬこと以外かすり傷って言うあいつフラれて泣いた
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好きじゃないお菓子でお腹いっぱいで好きなとんかつお持ち帰りに
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無愛想他ひと人に冷たいすぐばれる嘘をつくでも犬に優しい
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仕事場を抜けてスタバへ「辛抱」の在庫切れにて補充に向かう
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5年前のちょうど今日は自分よりバカなやつからバカにされた日
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園児らのハロウィン仮装や秋の道 天使の如き悪魔の衣装
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街濡らす秋雨のよう身内など実は心底冷たいものだ
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赤い蔦 緑の杉の幹を這い 遠く伽藍がらんに後光が射して
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友達がいない女となんか変な男がお互いに警戒
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アーティストと非吉本の芸人と歌舞伎役者の意見が一致
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新橋で番組に使われやすいコメントをするサラリーマンめ
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君のかと 思い車のうしろ見る 無くて悲しい パンダのマーク🐼
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お風呂場で自分のを叩いたら思ってたよりいい音がした
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海や雨 好きと喜ぶ正体は 人魚なのかな やはり彼女は
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金沢へ 嫁いだ友は 道産子で 小箱につめて 「これが木犀」
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諦めか 乗り越えたのか わからない エールを贈る 君のその背に
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君座る 私の横のクッションに 去った後知る 温かさかな
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