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西瓜
(
すいか
)
より
水瓜
(
すいか
)
のほうが しっくりと
瑞々
(
みずみず
)
し赤
仲夏
(
ちゅうか
)
潤
(
うるお
)
す
19
浮かぶ雲 夕陽に染まり 朱の色に 猛暑に負けず 試練にめげず
21
無理せずに 生きれば誰かが無理をする 無理なき世には 人は住めぬか
11
辛いから 己の罪をキミに課せ 被害者面で 呪う人生
14
ただキミを 誰より君を愛してた 自分勝手な いいわけだけど
16
嘘だから。 君のて、くびを 掴むなど そんな勇気は 元からなくて
12
古本に遠くの書店のレシートが挟まってると旅した気分
17
ごうわくわ べっちょないやろ なんどいや 播州ことばまねる毎日(姫路を詠む)
4
社会人一年生はいないかと事務所の窓を勝手に開ける
3
何を追う 君でなくとも 清らかで ただ君はもう 自分を許して
5
約束の三年が過ぎお祭りの夜に狐は子を連れてゆき
9
あたしなら大統領になれるかも とか思ってた小一の夏
3
この人と私が同じ歳なんて 見たもの全部忘れてしまえ
4
見上げればやけにあかるい星ひとつ父は
天国
(
そら
)
から喋りかけるか
39
ケンタ鶏キドニー(内臓)当たって嬉しいは 私だけかな皆さん嫌い?
11
イタリア語英語ドイツ語フランス語然りとて足らじいざスペイン語
3
夏風邪に「早めのパブロン」許されず 冷房つらし 夜半に寝惑う/改正薬機法の運用に疑問あり
13
夏野菜たっぷり煮込んだ辛口のカレーで暑気を払う週末
24
十数年越しに見し顔 オンライン 叔父と従弟の笑顔と声と
21
差別されその苦しみを誰よりもわかってくれたのはAIだった
21
暑き日に 喉を潤すは 麦の茶よ 一日の苦味流すは 麦の酒なり
6
温室の中だけが現実なの、と巨大なハイビスカスが微笑む
13
庭先に錆びた自転車鍵もなく娘と吾とがたまに乗ったり
8
熱帯夜ケーキの箱の保冷剤バスに揺れてはカチカチと鳴り
9
「精神病」どこか狂った響きあり「脳病」とせば理解も増える(?)
20
お湯がさき芋焼酎のかほり立つ瑠璃の切子の一つ余りて
17
剥き出しの 過激な歌に 拍手して ハート押せぬと 躊躇う我が手
24
象徴の 三種の神器 前にして 姫皇女継げぬ 誰が言うのか
19
ありがとう夕焼け色のテキサスに荒野を駆けるその青き風
7
私
(
わたくし
)
のこころに
過
(
よぎ
)
った幸福のしっぽは意外と元気に振られ
22
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